応天の門 3 (BUNCH COMICS)

著者 :
  • 新潮社
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (186ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784107718105

感想・レビュー・書評

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  • ・幼い今上の母。金剛の鬼。内裏の鬼
    ・道真の兄。犬。藤原家

    ○藤原の家、めっちゃ怖い

  • 身内も駒としか見ていない辺り、藤原家の闇は深い。染殿…これ帝も可哀想。
    是善父さんの心労如何ばかりか…寿命が縮んでしまう。。
    道真がまたひとつ知りました。出奔してみてよかったね。
    宣来子ちゃん登場。小さな台風みたいで良い。
    サラッとプレイボーイ発言をして菅原父子をドン引きさせ、是則さんにツッコまれる業平。よくあんな事サラッと言えるな……女人の香りは覚えてるのとか確かにドン引きです。バンコランかよみたいな発言も。
    そんな業平に呪い疑惑。続きも楽しみです。

  • かんさんかわいい!前々から、知識は知っているだけでは意味がない。使えなければ。といっていたけれど、はじめて、何か重いものを賭けて、それを守るために、自分の知識をを生かしたのですね。知識はもっているだけでは意味がない、というのはとても真理だな、と思います。宝の持ち腐れ、と、いいますか。
    せっかく身に着けた技術も、使わなければもったいないですし、廃れてしまいますし。
    かんさんは、自分の無力もわかっていて、兄上の苦悩も、父上のどうにもならない苦しみも、遅ればせとはいえ感じることのできるやさしい子だなあと思います。

    それから、かんさんの許嫁もでてきましたね!とても女の子らしくて、とても聡明で、とてもかわいいです!
    かんさんも許嫁ちゃんもかわいい!そして白梅もかわいい!!

  • 本編が面白いのは皆さん述べられている通りですが、絵がとても丁寧です。
    時代考証されていることもあり、「平安貴族はこういう服装をしていたのか」「街の往来はこんな感じだったのか」とイメージが湧きます。
    願わくば受験生の時に読みたかった・・・

  • 父親から明かされた吉祥丸の亡くなり様はあまりに気の毒過ぎる。
    道真が怒るのは尤もなのだが、それはまだ彼が子供だからこそ真っ直ぐに怒れること。
    藤原に抗することなど相手があまりに強大で無理だ。だからただ関わるなと言う。
    なんとか道真には不幸が降りかからないよう、これはこれでお父さんの戦い方なのだろうが。
    疑うことを知らず無邪気な帝もいたわしい。

    道真の家出が豪快だ。
    僅かな情報から相手の正体を言い当てるところは流石。
    船酔いで倒れ、身一つでは何も出来ないと思い知った後の己の知識で村人を救いハツを救う。
    知識は知っているだけでは意味が無い。使え。
    自らを奮い立たせる道真。
    常丸も、口先だけでは人は動かないと娘の命も捧げる覚悟は凄い。
    道真をよそ者と罵っていたのにいざ水が出れば神様扱い。調子の良いものだ。
    ハツちゃんの笑顔が可愛いし、どうすれば良いのか、力とは何のためにということを道真が考えるきっかけになるのが良い。

    業平が次々と災難に見舞われ始めるが、道真がどう解決するのか楽しみだ。

  • 高子が美人でかわいい

  • 20210916 再読

    遂に藤原家の闇が生々しく...染殿(明子)の悲劇と、兄の死の真相が!
    水脈探しエピソードは後の四国での話(そんなのも描かれるかしら?)につながりそうだなーと。
    しかし、お兄さん2人いるんじゃないのかしら?もう1人は?これからかなあ。
    許嫁 島田宣来子(12歳)登場!も、かわいいなぁ。おてんば、道真にはうるさい感じだけど、聡明そうだし、道真にはこのくらい引っ張る力の強い子が合いそうで良い。

    で、この巻も影が薄めの業平は何に呪われているのか!?
    続き気になるね。

  • 道真が自分の無力さを知って明石あたりに出奔。
    そして妻島田宣来子登場。12歳ってことはこの話は862年かぁ。高子入内と、応天門の変まで後4年とかかな。

    タイトルになってるけど、応天門の変は絡んでくるんだろうか。
    続きが楽しみ。

  • 帝の母,管三出奔,ノブキコ登場

  • コミック

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著者プロフィール

はいばら やく
漫画家。東京都在住。女性。
元々は同人作家として和泉八雲名義で活動。2006年に「コミックZERO-SUM」にて『とかげ』でデビュー。2017年、在原業平と菅原道真が怪奇事件の謎を解き明かそうとするクライム・サスペンス作『応天の門』で第20回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞し、これが代表作となる。

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