MAMA(6) (BUNCH COMICS)

著者 :
  • 新潮社
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本棚登録 : 219
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784107718600

作品紹介・あらすじ

天性の歌声を持つガブリエルは、いよいよ「天使」に選ばれてしまうのか、それとも…!?  少年たちの命を賭けた「才能」の物語、堂々完結!

感想・レビュー・書評

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  • もっとじっくり描いてもらっても良かったな~と思いつつ、まあしかし、正しい結末。といった感じでした。
    浮世離れした、神に捧げられる才能を持った少年たちは、人間になって自分のために力を活かして生きていく。

  • 少年は大人になる

    私の中では2巻のアベルが最高潮だったかな…
    話が盛り沢山で、まだ整理しきれないんだけど(正直あと1巻ぶんくらい使っても良かった)とりあえず笑顔で大人になったあの子が見られたのは嬉しい。

  • 歌声は湧き上がるようなのに、待っているのは慟哭、冷たい死

  • もう少し色々と考えてみたい。
    ガブリエルが自分を愛することができてよかった

  • 終着点としては、なんだか解せない思いが残ったけれど、主人公の中では、なぜという疑問、悩みは帰結したようだった。 嫌いじゃないけど、難しかった。

  • 完結後、しばらくしてから一気読み。2巻まではすごく好みで面白くて、続きが待ちきれないほど楽しみだったけど、だんだんトーンダウンしちゃったかな? 結局、天使の歌声の昇天はなんだったんだ? が もやっと残るけど、この物語の本質は少年達の死生観じゃなく、彼ら1人1人の群像劇で、それぞれのカルマの昇華みたいな所…平たく言って、成長を描いたお話でした。確かに、懐かしの少女マンガ(三原順 辺り)に近いものを感じたし、好みな設定だったし。だからこそ、なんか惜しかったな!

  • 最後のほう、もうよく分からなかった。テーマというか、天使になる条件とか考えていたラストとか、作者の中では1巻の頃と同じだったのかな?スッキリしないなぁ

  • 孤独と助けを求める。
    結局なぜ天使になるかはわからなかったなあ。

  • きちんと復習してから読むべきだったか…。

  • 終わってしまったのがとても寂しいです。



    ガブリエルが、自分に降りかかるもの以上に歌を歌うことを好きでよかったなぁと思いました。
    それからイーノクがすごかった。
    ガブリエルのはなしは不幸と幸せという言葉がよくでてきて、それを決めるのはいつも周りという環境のなか、愛されて誰かに対して思いやりをもって生きることのできるイーノクが物語のなかにいて、ふたりが望んだように、別の道を辿ったことが、読んでいてすごく惹かれた。

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著者プロフィール

売野機子(うりの・きこ)漫画家。東京都出身。
2009年「楽園 Le Paradis」(白泉社)にて、『薔薇だって書けるよ』『日曜日に自殺』の2作品で同時掲載デビュー。
『薔薇だって書けるよ―売野機子作品集』(白泉社)、『ロンリープラネット』(講談社)、『MAMA』全6巻(新潮社)、『かんぺきな街』(新書館)、『売野機子のハート・ビート』(祥伝社)、『ルポルタージュ』(幻冬舎)ほか、著書多数。

「2019年 『ルポルタージュ‐追悼記事‐(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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