- Amazon.co.jp ・マンガ (201ページ)
- / ISBN・EAN: 9784107719331
作品紹介・あらすじ
激烈な砲撃を耐え抜き城を守る生徒達。そこにバルツァー少佐が気球で帰還を果たす。バルツァーは気球を使った高度からの精密観測により新しい時代の砲撃戦術を駆使し、敵の勢いを削ぐことに成功する。しかし多勢に無勢は変わらずジリジリと敵の突撃部隊によって攻略される士官学校と生徒の運命は如何に!? バルツァー少佐と敵の智将・レンデュリック大佐が火花を散らす戦術と戦略の高度な応酬に決着が!?
感想・レビュー・書評
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コミック
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「君は戦争の歴史の歩みを確実に早める存在だ」
ヴァルツァー到着で、不利な状況をひっくり返す戦いが始まる。戦闘と政治的な心理戦が繰り広げられて面白い。 -
石炭ガス気球からの着弾観測,遮蔽物なしでの歩兵突撃,毛布や味方の死体を用いた鉄条網突破,瓦礫に埋設した地雷による破片殺傷効果,現実的要請からの休戦・遺体回収など,当時の戦闘のリアルがこれでもかと盛り込まれていてとても良かった。素晴らしい作品。
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戦火の士官学校にバルツァー(気球で空から)降臨な9巻目。あれよあれよと劣勢を覆すバルツァー節の快進撃が繰り広げられるわけですが、敵方のヨーゼフ砲兵隊長のいぶし銀な老練っぷりもいい感じに発揮され、巻末でまたピンチになってるバルツァー勢。次巻、ヘルムートさん出番ですよ。
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積んでたの忘れてた!
相変わらずグイグイ引き込んでくれるな。
ひたすら戦況が悪化して行ってるけど、この先生徒達はどうなるの…。 -
戦況は悪くなる一方だなあ
しかしひとは簡単に死ぬ
政治と戦争は大義のために人の命が簡単に消えるのね
もちろん大義が傾けばまたひとは死ぬのだけど
なんとかならんもんか
戦争を成長させるのがバルツァーなのか
ルールを作っていくしかないのかなあ