父の詫び状 (新潮CD)

著者 :
  • 新潮社
3.80
  • (1)
  • (2)
  • (2)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 16
感想 : 2
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784108300095

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 脚本家向田邦子のエッセイ集。主は幼少期の家族の出来事。一家の絶対的な存在で理不尽に起こることもしばしばの父、父に怒られながらもテキパキと家事をこなす母、物静かだが過去は壮絶な恋愛歴も持つ祖母、同じ家庭で育った妹、弟達。父の存在とか自分とかぶるところも多く、親近感が湧く。
    時折挟むエピソード、なんとも言えない物悲しさがあっていい。
    この本好きだー

著者プロフィール

向田邦子(むこうだ・くにこ)
1929年、東京生まれ。脚本家、エッセイスト、小説家。実践女子専門学校国語科卒業後、記者を経て脚本の世界へ。代表作に「七人の孫」「寺内貫太郎一家」「阿修羅のごとく」。1980年、「花の名前」などで第83回直木賞受賞。おもな著書に『父の詫び状』『思い出トランプ』『あ・うん』。1981年、飛行機事故で急逝。

「2021年 『向田邦子シナリオ集 昭和の人間ドラマ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

向田邦子の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×