紅白歌合戦の舞台裏 誰もが知りたい紅白の謎と歴史

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  • 全音楽譜出版社
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784118801780

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  • NHKの紅白歌合戦が始まったのは昭和26年。その前進となる昭和20年の番組「紅白音楽試合」から本書が書かれた前年の2011年までの歴史と舞台裏を紹介している。

    おおらかだった初期の頃からテレビの普及、高度経済成長期を経て紅白歌合戦は一種の権威のように成長している。平成に入ってしばらくくらいまでは「出場歌手が誰になるか」や選定基準に毎年賛否両論が巻き起こっていたのを記憶している。本書でもその歴史にはかなり話題を割いている。

    価値観も人々の娯楽も多様化した現在ではかなり違和感を覚える慣習があった。良くも悪くもそこには「昭和の日本」が表れている。

    昔ほどは話題にならなくなった紅白だが、それでも年明けの新聞には(小さい欄に)視聴率が載るし、私自身はここ10数年、「一年を振り返りながら観る紅白も良いものだ」と思って毎年観るようになった。歳を取ったんだな…

  • 知識として参考にはなった。

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著者プロフィール

合田道人
1961年、北海道釧路市生まれ。1979年、高校在学中にシンガーソングライターとして渡辺プロダクションからデビュー。翌年、数々の新人賞を受賞。
その後、音楽番組の構成演出、司会、CD監修、作詞作曲など多才に活躍する。2002年に刊行した『案外、知らずに歌ってた 動揺の謎』が話題となりベストセラーとなり、作家としての礎を築く。その後、『童謡の謎』シリーズとして好評を博し、累計70万部を超える。
また、全国をコンサートで巡る際にその土地の神社詣で重ねていくうちに神社への造詣を深め、2013年に刊行した『全然、知らずにお参りしてた 神社の謎』がベストセラーとなり、その後こちらも『神社の謎』シリーズとしてヒットを重ねる。

「2023年 『歳時記を唄った童謡の謎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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