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- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784118801780
感想・レビュー・書評
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NHKの紅白歌合戦が始まったのは昭和26年。その前進となる昭和20年の番組「紅白音楽試合」から本書が書かれた前年の2011年までの歴史と舞台裏を紹介している。
おおらかだった初期の頃からテレビの普及、高度経済成長期を経て紅白歌合戦は一種の権威のように成長している。平成に入ってしばらくくらいまでは「出場歌手が誰になるか」や選定基準に毎年賛否両論が巻き起こっていたのを記憶している。本書でもその歴史にはかなり話題を割いている。
価値観も人々の娯楽も多様化した現在ではかなり違和感を覚える慣習があった。良くも悪くもそこには「昭和の日本」が表れている。
昔ほどは話題にならなくなった紅白だが、それでも年明けの新聞には(小さい欄に)視聴率が載るし、私自身はここ10数年、「一年を振り返りながら観る紅白も良いものだ」と思って毎年観るようになった。歳を取ったんだな…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
知識として参考にはなった。
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