- Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120017759
感想・レビュー・書評
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この頃の吉本ばなな作品が好き。
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海辺にある山本旅館の次女「つぐみ」は、幼い頃から病弱なためにわがままに育つ。つぐみと同い年で旅館の女将の姪にあたる「まりあ」は、小さい頃からつぐみと一緒に育ち、つぐみの壊れそうにみえて実は強烈に強い心を誰よりも知っている。▼物語そのものにはそれほど惹かれなかった。現実離れしているところが多い。しかしつぐみを中心に、二十歳前の女性たちの心情が生き生きと描かれている。病弱な傷んだ心をもつつぐみが、強く真っ直ぐ、弱みを見せずに生きるのも潔い。
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人物の描写や展開は少しやり過ぎな部分は感じるけど、個人的にちょうどいい明るさの本で面白かった。死があるから生があるということなのか・・・。でもちょっと前に「哀しい予感」を読んだと思ったら、もうそれも4年前・・・時間過ぎるの早っ!!(笑)
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フランスに住んで、久しぶりに日本の小説が読みたくなって手にした1冊。吉本ばなな初めて読んだ。彼女の手から溢れてくる表現の豊かさに、日本語の美しさを改めて感じた1日だった。
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これも映画化されている作品。つぐみという、めちゃくちゃな女の子の話。
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よしもとばななさんの著書の中では、好きです。
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西伊豆土肥が舞台と聞いて、一気読み。
秋になった季節の描写が秀逸。
映画は、同じ西伊豆の松崎町が舞台とのこと。
映画も見てみたくなった。 -
読んだのはもう随分と昔で、内容を覚えてないので、評価はなしで。また、読んでみたいと思います。
確か、牧瀬里穂さんが主演で、映画になりましたよね?