偶然の家族

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著者 : 落合恵子
  • 中央公論社 (1990年3月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120019050

偶然の家族の感想・レビュー・書評

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  • とても、とてもいい物語だった。
    中野にある古い大きな一軒家「榠樝荘」は、いまでいうシェアハウス。同性カップル、婚家を出てきた母子、大学生、書店員、フリーのグラフィックデザイナーがひとつ屋根の下で、時には食事や夜の団らんを共にしながら暮らしている。
    だれもが自分なりの葛藤や重荷を抱えているけど、それを自ら引き受け向き合っている。そして周りもそのことを知りながら支えながらもおせっかいはしない。品位の高い人々が集まり、偶然の家族をなしている。いまの自分には何とも心地のよい関係性に思えた。
    主に通勤の電車の中で読んだのだけど、こんな人々のなかだけで暮らせたらと夢のようなことを考えてしまった。世の中は、特に最近は「個」を生きる覚悟のない人ばかりのようで、そういう人たちが幅を利かすなかで生きていかないといけないのは、何だか居心地悪い。でも、そういう心もちでは、榠樝荘の住人としては失格だよなあ……。

  • 数年おきに読んでる気がする… 

  • 母が60年ぶりに読んだ最初の長編小説。
    確かな絆で家族のように機能している偶然であった他人。子どもへの暖かな視点、いわゆるアウトローと呼ばれがちな人たちの描き方が小気味よい。ストーリーと人物描写がすばらしいので忘れられない1作になったようです。

  • 学生時代にフェミニズムに傾いていた。卒業する問題ではないことも承知。福島県の矢祭町へ寄贈予定。2006.9.18

  • 高校時代読んで、家族が壊れたら、作り直せばいいだけじゃないと思えたら、何だか楽になりました。

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偶然の家族はこんな本です

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