稀書自慢紙の極楽

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 31
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120020483

感想・レビュー・書評

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  • 荒俣宏が書物コレクションを始めたきっかけや、本への愛を語る本

    珍しい本のコレクターの世界が垣間見える一冊。本に限らず、コレクションの世界は奥が深そう。本は管理に失敗するとカビや虫が発生するし、買った後も大変だろう。とりあえず著者が一見淡々と、でもしっかりのめりこんでいる様子がわかる面白い一冊だった。
    「あたしが平井です」っていう、平井師匠が出会った時に言った台詞が良い。

  • まさしく『本』を紹介する本です。ぶっちゃけ「僕、こんなにすごい本持ってるんです、エッヘン」と荒俣さんが自慢する内容なのですが、とにかく本に対する愛がすごくて感心する以外ないというかなんというか。これだけ愛を注がれると本も本望なのでは…本だけに。

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著者プロフィール

作家・翻訳家・博物学者。京都国際マンガミュージアム館長。
平井呈一に師事、平井から紹介された紀田順一郎とともに、怪奇幻想文学の日本での翻訳紹介に尽力。のち活動の幅を広げ、博物学をはじめとして多ジャンルにわたって活躍。
主な著書に『妖怪少年の日々』、『帝都物語』シリーズ(ともにKADOKAWA)、『世界大博物図鑑』(平凡社)、『サイエンス異人伝』(講談社)、『江戸の幽明』(朝日新書)など。『怪奇文学大山脈』Ⅰ~Ⅲ(東京創元社)を編纂。

「2021年 『平井呈一 生涯とその作品』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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