道誉なり

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著者 : 北方謙三
  • 中央公論社 (1995年12月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (492ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120025167

道誉なりの感想・レビュー・書評

  • 室町人が暴れ、悩む
    道誉の筋を通しながらも
    独特の行動に周囲は振り回される

  • 九州などを舞台とした作品です。

  • 南北町時代、足利尊氏を相手に一歩も引かなかった佐々木道誉の物語。
    15年前に読んだため記憶がおぼろげだが、珍しく滅びない痛快な読後感だったと思う。

  • 主人公・佐々木道誉は南北朝時代の武将で元祖「バサラ大名」として知られている。この小説は鎌倉幕府滅亡時から足利尊氏の死と直後の足利義満誕生までの間の道誉の生き様を描いた作品である。

    派手好きで傍若無人ではあるが相当したたかな人物であり、味方にいても油断ならないところがあるのが道誉である。終始、室町幕府側にいながら南朝側との戦いや、足利尊氏・直義兄弟の争いを始めとした幕府の主導権争いなどとは距離を置いたような形を取りつつも、重要なキーマンとしての存在感を周囲に示していた。
    尊氏も道誉に対して腑が煮えくり返るような感情を時折持ちつつも、ついつい信頼してしまう不思議な魅力を抱いていたようだ。また、道誉もどこか食えない性格の尊氏に対して惹かれるものがあった。ある意味、奇妙な友情関係といったとこなのかもしれない。(ちなみに道誉と高氏はもともと当初は同じ「高氏」という名前だった)

    今、時代劇チャンネルで大河ドラマ「太平記」の再放送がやっていて佐々木道誉役を陣内孝則が演じていたが、くせ者というか食えない男のオーラが出てる感じで好きだ。戦国時代や源平合戦に比べると南北朝時代は地味な感じがあるかもしれないが、道誉の存在感もそれらの時代の武将に負けない個性があると思う。結構ページが多いが、読んでみる価値は十分あるんじゃないかな??

  • 「私本太平記」で登場した、印象に残った人物の一人が、佐々木道誉。
    もっと知りたいと思って、読んでみました。

    感想としては、道誉が、かっこよく書かれすぎている、という感じ。
    逆に、尊氏は、「ふさぎの虫」が代名詞になっている感じでした。
    また、史実の取捨選択が作為的、人物の描写が平面的な感じで、あんまり入り込めなかった。
    単に、私が、尊氏に思い入れがあるということなのかもしれませんが。

    でも、たぶん、実際のところ、道誉がかっこいい人だったのは、そのとおりなのだろうな、と思いますが。

  • 南北朝が気になったら、まず!

  • 尊氏というか鎌倉〜室町までが好きな私としては、佐々木道誉視点で見られる話はおもしろい。北方氏を初めて読んだのは三国志ではなくこっち。読みやすい。本当にさらっと読める。だから好き。

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