謎物語―あるいは物語の謎

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著者 : 北村薫
  • 中央公論社 (1996年5月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (185ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120025778

謎物語―あるいは物語の謎の感想・レビュー・書評

  • エッセイ集というか、北村さんによるミステリー文学講座・計15回!ずずーん!

  • 「読書は決して受け身の作業ではない。」
    物語の中に呈された謎を、読み解く姿勢が問われることになる。
    読み過ごしてしまいそうな、一言一句を拾いあげて吟味する。
    物語を能動的に、自分の五感で味わうのが、読者としての喜びであり、自身の地平を広げるきっかけとなる。
    広大な書物の海原をゆく者にとって、羅針盤となるのが、著者一連の〈謎〉シリーズ。

  • これは小説ではありません(笑)

    元々国語の先生だった北村先生が、過去の作品を北村風に「講釈」しているという内容です。
    これはこれで「なるほどぉ」と読めるのですが、これが北村作品では決してありません。

    私個人としては、読み始めとしてはこれから読むのはオススメしません。
    北村先生の真骨頂を知るには、円紫さんと私シリーズ、時と人との3部作、ベッキーさんシリーズ。
    これらがジャストフィットだと思っています。

  • 名探偵も、童話に登場するしゃべるウサギのようなものかもしれない。謎物語の創造主となったわたし、北村薫が本、映画、落語、手品など様々な話題を織り交ぜながら本格推理小説の尽きない魅力とその危うさについて語る。

  • 愛すべき謎の物語
    物語や謎を感じる力は神が人間だけに与えてくれた宝物。 著者がミステリ、落語、
    手品、読書など、身の回りにある愛すべき物たちについて語るエッセイ

  • さすが北村さん、お子さんの頃から 目のつけどころが違いますね。
    帯の宮部みゆきさんのおっしゃるおしゃべりでないのに話し上手という言葉に深く肯いた。きっと 北村さんの頭の中には 思いがけず発見したことのあれこれを 誰かに話したい、聞いてもらいたい というわくわくした少年のような昂ぶりが詰っているのではないだろうか。そんな気がする。素敵である。

    第七回の冒頭のこんな文章には失礼ながら少し笑ってしまった。
     昨今では、人の死なないミステリ、特に日常性の中の謎、
     などといったタイプの作品に出会うと、もうそれだけでうんざりする
     ――ことが多い。
    私の 北村作品のいちばん好きなところがまさにこの 人の死なない日常性の謎なのだから。うんざり、などとおっしゃらずに これからもこの線でいっていただきたいものである。

    素に近い北村さんの横顔を垣間見られたような気がして 嬉しかった。

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謎物語―あるいは物語の謎の作品紹介

本、映画、落語…北村薫がはじめて語る自身の周辺。

謎物語―あるいは物語の謎はこんな本です

謎物語―あるいは物語の謎の文庫

謎物語―あるいは物語の謎の文庫

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