ハチ公の最後の恋人

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著者 : 吉本ばなな
  • 中央公論社 (1996年6月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (116ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120025792

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ハチ公の最後の恋人の感想・レビュー・書評

  • お別れが必ず来る2人だとわかっているので、2人の楽しい場面でもどこか切ない。別れがわかっていることで物語の一文一文をかけがえのないもののように感じながら読むことができた。切ないけれど前向きになれる

  • 1990年代の吉本ばななは精神世界に没入してしまっていたため受け付けず、リアルタイムではほとんど読んでいなかったのだが、この小説くらいから何か落ち着いて来たという感がする。いや、時系列で読んで無いし、未読だらけなので、あくまでもなんとなくですが。

  • 吉本ばなな、2冊目。
    何かで、女子にオススメ!みたいな形で取り上げられてたのを思い出して
    手に取ってみた。

    あんまりはまらなかった。
    私のような普通の人間には、やっぱ吉本ばななにはついてけないのか…
    と思ったけど、一番最後のハチとのお別れのときには、
    あぁ、本当にそうだなぁ、と思う部分があって切なかった。
    雰囲気とかニュアンスとか空気感とかを読み取りつつ、深く読まない感じの小説。
    文章で言いたいことがすごくわかりにくいというのが率直な感想。
    ※15~17歳の主人公のレベル感に合わせてやっているのだとしたらすごいけど、文章と言ってることにギャップがあってそれもまたついていけない。。。

    犬の話だと期待していたのは大いなる勘違いでした。。。笑

  • ええと、なんかこう
    雰囲気で読む感じの本かなーと。

    新興宗教とかせっくすとか、まあわたしとはかけ離れたものばっかりで
    ついていきがたかったっていうのが正しいやも

    やらしーのにやらしくなかった 生々しくないというかなんというか
    でもがっつり恋愛の話読んだのが久しぶりすぎて、なんだろう、むねやけ?みたいな感じになっている 耐性がないのだ…

    序盤であわわあわわゆりなの?あわわわ違ったあわわってなってたので
    そりゃついていけねーよってな!ざんねん!

    文章はやっぱり好きで、あーいいなーって思ったり
    でも簡単にいったら「わかんなかった」って感じです はい


    ふはー…つぎは森見さんよもうかな…
    あっそのまえにつぐみ読まなきゃだ 途中まででほっぽったままだ



    @高校の図書館

  • 2回目。

    毎日普通に顔を見て、挨拶を交わして、一緒にごはんを食べて。生活を共にする人との普通の毎日が実はこんなに素晴らしいんだと思わせてくれる。

    最後、マオちゃんがハチに言った別れの言葉にも感動したけど、その後の「どうか、マオちゃんがもしも誰かと一緒になるとき、その気持ちでいられるよう。」というハチの言葉に更に感動した。

  • 犬じゃなかったです(笑)
    元々そこまで年も離れていない女性(なぜかおかあさんと読んでいた)の彼氏だった人とのお話。
    宗教のおうちに生まれて、おばあちゃんは確かにそういう不思議な力を持っていたのだけど、亡くなってしまう。
    おばあちゃんは主人公にハチ公の最後の恋人になるだろう、という予言を残していた。
    お母さんと信者さんは、おばあちゃんの教えを残していこうとして宗教をやめることはなかった。
    其の家に馴染めずに、「おかあさん」の家に入り浸り、ある夜、「おかあさん」は事故により死亡してしまう。
    そののち、おかあさんの居ない空間が寂しくて、ハチにも逢わなくなっていく。
    家に戻り、いろんな男の人と関係を持って、そして数年後、ハチが迎えに来てくれて、一緒に暮らすようになる。
    ハチ公の最後の恋人は、期限が限られているからのこと。
    はっきりとお別れのときが解っていても一緒に居る。
    ハチ公にとって主人公は最後の恋人かもしれないが、主人公にとってハチ公は最後の恋人ではないから、きっとこれから先、別の人を見つけて仕合わせになれるのだろう、というかんじでした。

  • すごい好きな話。こういう世界観大好き。あこがれるわー。

  • まだまだ続く吉本ばなな熱~。
    この本はばななさんの文章の癖が強く出ているように思ったのですが。
    書き方っていうか表現の癖みたいな。
    これは10年前の作品ですが、ばななさんの小説は昔の作品ほど好きかも。

  • 最後の恋人の、
    意味がとても切なくて。

    この本の本当の意味は、
    いまだからたぶん、私にはわかった
    気がする。

  • 最も好きな本の一冊。

    何度も読みたくなる。
    生き別れを前提に付き合っている二人なのに、その辛さの分、今を生きるすごさをみせつけてくれる。

    主人公のマオちゃんがハチとお別れに交わす言葉には何度も涙します。

    私も、そんな気持ちで毎日を生きたい。

  • 生きることを憎んだりしていたわけではなかったけれど、いつも何となく夢の中みたいにすべての画面が遠くぼやけていた。いろいろなものをすごく近くに感じたり不自然に遠く感じたりした。

  • 高校生の主人公は宗教家の祖母から、ハチの最後の恋人になることと
    絵を描くべきであるということを予言される。
    その祖母が亡くなって、権力争いでごたごたになった実家と宗教団体から逃げるため
    主人公は家出をし、ハチと同棲し、ハチがインドで修行を始めるまでの日々をともに過ごす。
    かなりスピリチュアルな要素が多い。魂とか宗教とかインドで修行とか。
    でも、アムリタの世界観よりは受け入れやすかった。
    現実離れしすぎていて、かえって薄味な感じのする小説だったかな。

  • この本を読むと、昔を思い出す。

  • 別れがくることがわかっていながら、
    いっしょに過ごすふたり。

    これを読むと、普通に恋できること、
    恋人との平凡と思える時間がものすごく尊く思える。

  • ハチ公の最後の恋人=インド
    というイメージがあります。

  • 最後のくだりが好き。

  • もう何冊読んだか分からないばなな作品の中でも数少ない未読本。

    前評判は良かったけど、読後あまり印象が残らなかったのが残念。

    強烈な個性を持った愛すべき登場人物は相変わらずで、彼等に会いたくてばなな作品を読み続けるんやと思う。

  • あとに読後感がずっしり残る感じではなく
    軽く通りぬけていくような

    透明な液体のような感じがした。
    あんまりさらさらしてなくて、すぐには流れていかないで
    光に透けて泡を包みながら漂っている感じ。

    そんな小説でした。


    感情に任せて追いかけようと思うとすっきりするけど、
    翌朝やっぱりやめようと思うとすごく痛くなる感覚、なんかものすごい分かった。


    なんにも嘘が無いんだろうな。
    きっとこういうことは ばななさんの周りでは
    だからこう淡々と、透き通って見えるんだろうな。

  • 精神世界に入ったような不思議な感覚で読めた小説

  • 吉本ばななさんを読むのは中学生以来でした。世界観がすごく好きです。「一瞬でも自分と濃密な恋の時間を持てば、生きていることへの嫌悪は消えてゆく」という一文が一番印象に残りました。

  • かなり好きなほう。

  • 17歳マオとインド育ち恋人ハチ。ハチがインドに戻るまでの短い期間をふたりで過ごした物語。

    「私たちには期限があり、それが淋しさよりも何か完璧なものへとつながっていた。
    実はこの世に将来性なんてものはないはずなのに生の時間に甘えた私の根性は、明日はいるはずの牢獄を日々創りだす」

    このことばがとても印象的だった。

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