嗤う伊右衛門

著者 :
  • 中央公論新社
3.81
  • (209)
  • (120)
  • (300)
  • (8)
  • (5)
本棚登録 : 1215
感想 : 153
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (385ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120026898

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 初京極夏彦本です。

    前半はいいお話しだったのに、後半はなんとも報われない。

    と言うか、伊東が全て悪いんじゃないの⁈

  • ふんふん、って読んでたら
    とんでもないラブストーリーだった。

  • ちょっとした行き違いや思い込みから、思わぬ悲劇につながっていく。それが恐ろしくもあり、もどかしくもあって、とてもせつないですね。いわゆる四谷怪談と比べると、同じような名前で登場する人物の役割というか性質が全然違っていたりして、なかなかおもしろいです。ただ、何となくドラマチックすぎる展開にはあんまりなじめず、、、残念です。

  • MS IWA

  • 新書版(C・NOVELS BIBLIOTHEQUE)
    文庫版(中公文庫)

  • 武家の娘の誇り

  • ミステリー作家京極夏彦が、斬新な解釈を施して現代に蘇らせた「四谷怪談」。4世鶴屋南北の最高傑作とされる『東海道四谷怪談』とは趣の異なる、凛とした岩の姿が強く心に残る作品である。直助やお袖、宅悦や喜兵衛、お梅といった南北版の登場人物に、自身の著作『巷説百物語』の主人公又市をからませながら、伊右衛門とお岩が繰り広げる凄惨な怪談話を、悲恋の物語へと昇華させている。

  • 未採点

  • 京極氏の作品って微妙に色んな人物が、色んな作品に絡んでるんですよね。ほんと、彼の頭の中がどうなっているのかが知りたい。お岩さんのお話がどういった悲しさを含んでいるのか。勿論、推測も入ってるんでしょうけど。そういうのに溢れていました。

  • 「巷説」アナザーシリーズ第1弾。こっちの又市の方がすきだったりします。

著者プロフィール

1963年、北海道生まれ。小説家、意匠家。94年、『姑獲鳥の夏』でデビュー。96年『魍魎の匣』で日本推理作家協会賞、97年『嗤う伊右衛門』で泉鏡花文学賞、2003年『覘き小平次』で山本周五郎賞、04年『後巷説百物語』で直木賞、11年『西巷説百物語』で柴田錬三郎賞、22年『遠巷説百物語』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『死ねばいいのに』『数えずの井戸』『オジいサン』『ヒトごろし』『書楼弔堂 破暁』『遠野物語Remix』『虚実妖怪百物語 序/破/急』 ほか多数。

「2023年 『遠巷説百物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

京極夏彦の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
京極 夏彦
宮部 みゆき
京極 夏彦
小野 不由美
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×