ハネムーン

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著者 : 吉本ばなな
  • 中央公論社 (1997年12月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (166ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120027420

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吉本 ばなな
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よしもと ばなな
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ハネムーンの感想・レビュー・書評

  • 2015/11/12 読了 図書館本

  • 死への恐れ、受け入れ方、心の拠り所。恋や愛という一言でジャンルに振り分けられない人と人の支え方。

  • ロングスカートをはいて歩きたくなる。

  • 初めて吉本ばななさんの本を読んだ。内容的に私には少し難しいかなと感じた。間に挟んである挿絵がすこし怖かった。

  • ずっと変わらずそばにいてくれる人って貴重だなと思った。よしもとばななの作品って、実は結構壮絶なのに静かに進んでくところが好き。

  • (2000.08.26読了)(2000.08.11購入)
    (「MARC」データベースより)
    18歳で、戸籍上の結婚をしたまなかと裕志。祖父と愛犬オリーブの死を迎えて、二人は互いでしか癒せない孤独を抱えたまま、むき出しの世界へと歩きはじめる。書き下ろし長編。

    ☆吉本ばななさんの本(既読)
    「とかげ」吉本ばなな著、新潮社、1993.04.20
    「B級BANANA 吉本ばなな読本」吉本ばなな著、福武文庫、1995.03.25
    「アムリタ(上)」吉本ばなな著、角川文庫、1997.01.25
    「アムリタ(下)」吉本ばなな著、角川文庫、1997.01.25
    「マリカのソファー/バリ夢日記」吉本ばなな著、幻冬舎文庫、1997.04.25
    「夢について」吉本ばなな著、幻冬舎文庫、1997.08.25
    「日々のこと」吉本ばなな著、幻冬舎文庫、1997.08.25
    「ハチ公の最後の恋人」吉本ばなな著、中公文庫、1998.08.18

  • 特殊な環境で高校生にして結婚した2人。男の子はその事情から心を病んだ状態になったりもするけれど、女の子が自分ではそう知らないままブレないでいるのでしっくりくるカップルで、特別なすべても普通におもえる。1つ1つの文章がすべて、丁寧に大切に書かれたものだという感じがする。

  • せまーいせまーい
    ふたりの世界で
    いるのも悪くない。

  • 私は小さい頃から自分の庭が好きだった。そんなに大きな庭ではないが、家の大きさに比べると、ずいぶん大きな面積だった。

  • こんな暮らししてみたいなあと思いました。風景が目の前に広がるような感じがします。

  • 主人公の名前が自分と同じ。随分前に読んだから内容は結構忘れてしまったけど、とても好きな話だったことを覚えています。もう1回読みたいな。

  • どこにいようと、なにかふと不安を感じたとき、心の中でいつの間にか私は庭にいるときの自分に戻っていくことがある。庭は私の感覚が出発した地点、永遠に変わらない基準の空間だ。
    笑ってしまうようなおとが人生を作る細胞だ。
    誰かがその世界に惹かれたら、止めることはできない。そのくらい世界では一は単なるもの同市で感情は深く触れあわず、力と孤独の身が行動を決めていく。それはそれで私たちの生きている現実に匹敵する真実の世界だ。
    自分の立つ場所をはっきりさせたいだけでないと人生を始められない。いつまでも置いて行かれた子供のままで、君のうちに上がりこんでるだけだもん。
    取り返しのつかないことはたくさんある。ほんんお少しの手違いで、うっかり言うけど、取り返せないことがたくさんある。

  • 本当に久しぶりの再読。
    以前に読んだときはカルト宗教の印象が強くて封印気味だった。
    10年近くたって、ばななさんがこの本にこめたものがわかるようになった気がする。

  • 読んでいで怖いこともいっぱい書いてあるのに、なぜだか幸せだった。
    たまらなく知っていることばかりが書いてあるような気がして涙が出た。
    多分、裕志くんの気持ちが分かるからだと思う。
    理解し合えない肉親、
    自分のせいじゃないのに背負わされている業、その重たい感じ。
    それと、唯一救ってくれる犬の柔らかさ、ミルクみたいな匂い。
    生きてる、大丈夫、そう思える温かさ。
    自分を明るいところへつなぎとめていてくれる存在。
    そういうことが、分かるからだと思う。


    最初は、オリーブの飼い主のまなかちゃんの気持ちが分かるんだと思った。
    でも、多分裕志くんに共感しているんだろうなと、最後まで読んで気付いた。
    私は裕志くんほど強くないし、逃げられるものなら逃げたいから
    遠慮もせずに喚いて逃げようと今は思っているけど、
    ある意味昔は裕志くんみたいに遠慮していて、
    だけどどうしてもここは駄目っていうときに家出するパワーみたいなのが
    すごく自分と近く感じるんだろうな。

  • よしもとばななの作品は、いつも、心の中まで
    すっと入ってくるのだけれど、
    今回はそうでもなかった。
    のは、きっとまだ、私の知らない感情について
    書かれているからだろう。

  • よしもとばななさんがすきだなーとしみじみした本。

  • 死の恐怖は日常のすぐ隣にある。死の恐怖から僕らを守るのは、日常のさりげない積み重ねだったりする。

  • うーん今まで読んだばなな作品の中で一番好きかもしれない。
    ぶぁー って景色が目の前に広がる感じ、その光景がずば抜けて すきとおって キラキラしている!MAYAMAXXの絵もそれを助長してるな、確実に。
    不器用なふたりの成長を読み進めるうちに心がほぐれてくのがわかる。あたしも一緒にすこし成長できたような。はふ〜

  • 彼女の作品には、いつも死の匂いがする。
    大切な人との別れ「死」によって心に傷を負ったり、
    「とても疲れている」登場人物が、偉大なる時の流れや、
    まるで神様が与えてくれたような休暇、
    周囲の人達との交流によって、
    自分の心が受けた衝撃を受け入れ、
    再生していく・・・といった「流れ」が多いけれど、
    それでも、そういったストーリーを紡ぐ
    彼女の筆が表す登場人物の心の繊細な描写や
    作品全体に流れる透明感とか温かさが私は好きだ。

    ・・・だけど、う〜ん、
    この作品はあまり好きではないかも・・・。

    作品の中で出てくる宗教が、大変残酷なもので、
    いや、宗教なんてものじゃない、
    ただの狂った大人のエゴによって、
    肉体的にも精神的にも子供が傷つけられる設定が
    どうにも読んでいて辛かった。
    作品の出来や感想うんぬんよりも拒否反応が出てしまった。

    「ハネムーン」、甘い題名に騙されて読み始めると
    ひどく裏切られることになるのでご注意を。

    確かに主人公カップルは新婚旅行に行くけれど、
    この旅は、そのおぞましい宗教によって、
    実の両親に捨てられた子供であった主人公の夫の
    「再生の旅〜もう一度生き直すための旅」なのである。

  • 6月、市民図書館。

    以前一度読んでとても好きだった記憶があったので読み直し。
    たぶんなんとなく恋愛したい気分で、恋愛小説が読みたかったんだけど、いわゆる恋愛小説…とは少し違う気がする。
    もっと大きな、人生とか、人との繋がりとか、について書かれたもののような気がした。
    まなかちゃんが自分の気持ちに正直でとても好き。
    ハトヤでまなかちゃんが裸になるシーンで、月の光に照らされて白い体、食べたラーメンで胃が出ていて…の描写がすごく素敵で印象的でよく覚えていた。女神みたいだ。

  • まなかちゃんと裕史の、関係というか結びつきが強い
    風景描写とか、とにかくいちいち空の色とか花のにおいとか想像して読むのに時間がかかった
    すごくわくわくさせる描写

  • この方の本に救われることは多い。

    心の中が毒でいっぱいになったとき

    そのとげをひとつひとつ

    優しく、丁寧になでて、ぽろぽろとってくれる


    10代の若さで結婚してしまう2人のハネムーン

    「彼氏・彼女」とか男と女の「恋人」とかそういった呼び方よりも

    ずっといることが当たり前の「家族」って呼び方のほうが似合ってる2人

    どうやってもまねができない、そんな関係だと思う。

    村上春樹の「ノルウェイ」の2人を連想させるけど

    暗くて閉じこもってしまうような形じゃなくて

    生きるってことに精一杯前向きで

    そばにいる人や身の回りにある自然を大切に、愛しく思って

    抱きしめながら幸せをかみしめてるような感じ。

    がむしゃらに頑張ることよりも大事なことがあるって教えてくれる。


    「誰かがいなくなると困る人生なんて怖いと思った」

    って言い回しにとても考えさせられた。

    わたしはそれを恐れてばかりいる気がする。

  • 子どもにも、吉本ばななさんの本は一冊は読んで欲しいと思います。
    何故かはわからないけど、そんな気がします。

  • まなか と 裕志の関係が素敵。
    挿絵が、この幸せな世界観を上手に引き出してくれています。
    生活感のある会話も個人的にツボです。

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