カエサルを撃て

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著者 : 佐藤賢一
  • 中央公論新社 (1999年9月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (396ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120029325

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カエサルを撃ての感想・レビュー・書評

  • ジュリアスシーザー対ガリア王ヴェルチンジェトリクスの戦いを描いた1冊。
    ローマ軍とガリア解放軍が正面から激突した紀元前52年のガリア戦争において
    史実ではカエサルは常勝将軍として描かれているが、この小説では彼を冴えない中年将軍としても描いている点が実に興味深い。
    泥臭い人間模様を野暮ったい文体で描き出す彼の表現力は相変わらず健在で
    まさに歴史小説を描くのにふさわしい人物であると言えよう。
    ガリア戦記と読み比べてみるとこれまた異なった視点に立つことができ、
    強いて述べるなら「カエサルを撃て=新説ガリア戦記」と言ったところだろうか。

  • 英雄とは…[破壊し創造し苦悶する者]
    哀しいかな全てを棄て去らねば英雄にはなれない…せめて最期の瞬間には愛を識って往ったと願いたい。二人ともに、他人によって命を絶たれたのだから。

    [ガリア戦記]をガリア側から描いた本作を読み終え、改めてカエサル版が読みたくなった。

  • ガリア戦記をガリアの王の視点から描いた作品。

    歴史を知らなくても、とにかくおもしろく読めた。
    当時の時代背景からすれば当然だけれども、女性蔑視的な扱われ方は憤りを感じなくもないが、ぐいぐい読み進めてしまう。
    敵としてのカエサルもとても魅力的だった。

  • 読了したのはもう何年も前のことだけど、本当に面白いので登録。

    ガリアの若き青年ウェルキンゲトリクスと、ローマの小さなハゲた将軍カエサルの対比。
    ウェルキンゲトリクスのきれいな体が目の前に本当にいるような錯覚すら覚える。

  • ガリアだからフランスでいいよね。

  • 西洋歴史小説、というのを初めて読んだ。人名や地名で混乱したけど結構面白い。ヴェルチンジェトリクスの描写が「神」だったから、カエサルが勝つとは思わなかった。自分が歴史に暗いことがよく分かった。

  • まとまりのないガリアを制した男・ヴェルキンジェトリクスがカエサルに挑む

  • ちょっと、読みにくい本だったのですが状況の描写がとても面白い。

  • 初佐藤作品。歴史の見方、所詮勝った方に良いように記録は残ることに気付かせてくれた。カエサル好きが一転!目からうろこ

  • 主人公が下品(笑)。でも面白い。あまりなレイプ描写はどうかと思ったけど、取り上げた素材やストーリーは面白いと思う。ヴェルカッシがいい。

  • この直後に「ローマ人の物語」(塩野七生)のユリウス・カエサルのあたりを読むと、見事に視点が裏と表で面白い。両者を総合した結果、ウェルキンゲトリクスには気の毒だが、カエサルの方がかっこいいという結論が出た(ガチャガチャチーン)。

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