必要になったら電話をかけて
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みんなの感想・レビュー・書評
カーヴァー二冊目。著者の死後に発見された未発表作品を集めた短編集。訳者は村上春樹著。編集者や訳者の言葉もあって、こういう未発表の作品を著者の意思なく世に晒すのはどうしたものか…っていう疑問が当然、解説されているのだけれど、皆さんの著者に対する、あるいは著者の書く作品に対する愛情の大きさに、改めてすごい作家だったのだなぁと思いました。…作品としてはとても未発表のボツだとは思えないほど話として出来上がっています。あんまり普通によんでたから、途中でボツ作ってことわすれちゃってて、最後の訳者あとがきで「これこれこういうところでボツになったのだろう〜」的な文章よんでから「あー、なるほど」って訳者の慧眼に感心しちゃうような感じ(笑) 個人的に表題作「必要になったら電話をかけて」が逸脱でした。ラストのブチギリが上手い作家。
大学生は一番充実していたし
きちんと大学へも通ったし
精神的に最も安定して幸せな時間だった
だからか?だからのような気がする
本をあまり読んだ記憶がない
カーヴァーが労働者階級なのか、どうにも救われない感が付きまとう作品たちであるのに、ピリリとしたスパイスがちりばめられていて、つい読み返してしまう。
「薪割り」と「どれを見たい?」が個人的には良かった。作家がなにを伝えたいのかなんて、わかろうと分析しなくてもいいと考えるようになってから、純文学がおもしろくなった。理解するというより感じるということ。
レイモンド・カーヴァーの死後に見つかった5つの短編です。人生をやり直そうとする主人公の日常をありのままに描く。ストーリーや文体は単純明快でありながらどこまでも深い。不条理なほどリアルな会話に引き込まれます。
レイモンド・カーヴァーの死後に見つかった5つの短編です。人生をやり直そうとする主人公の日常をありのままに描く。ストーリーや文体は単純明快でありながらどこまでも深い。不条理なほどリアルな会話に引き込まれます。
淡々としてて、登場人物の抱える孤独とかが妙にリアルで読んでいて何だか不安というか、怖くなることがあります。でもすきです。






