スカイ・クロラ

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著者 : 森博嗣
  • 中央公論新社 (2001年6月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120031588

スカイ・クロラの感想・レビュー・書評

  • 目が覚めるような青い空を飛んでいる。聞こえるのは互いにかき消し合うステレオ音楽と飛行音。
    自由に飛び回る事が出来るのに、ちっとも自由じゃない。爽快の真反対のような気分。何もかもを諦めたような倦怠感、それを否定する所在のない希望。
    感じたのはそんなものたち。

    いつか見た映画の雰囲気と解釈が、作品の難解さを上手く補完してくれた気がします。

  • この魅力、ひと言で言えば空虚なのでしょうか。

    確かに生きている生命の熱量がそこにあるのに、それがすっと冷めていく感覚。登場人物の境遇と空と地上、それぞれの世界の温度差。

    熱がこもらないように設計されたような世界観にこれほど魅了されるのはなぜなのでしょう。

    自分でも不思議です。

  • 三葛館 一般 913.6||MO

    「僕の右手は 今は大人しい」

    (保健看護学部 2年 Y.K)

    和医大図書館ではココ → http://opac.wakayama-med.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=

  • 何のことだか分からず読みはじめて、設定もイマイチ分からずだったのに、文章の綺麗さで読み進む。表紙の空の画のような綺麗さがずっと続いてるようなイメージだった。
    キルドレが何か、主人公が何者なのかが分かってくるシーンは、すっきりすると同時にようやくいままでの話がつながった感じがして爽快だった。

  • 面白い結末。笹倉っていう整備士が良い。

  • 読後感は「ハーモニー」に近しい。随所に散りばめられた言葉に、時たまハッとさせられる。が、今のところ、好きになれる本ではない。それは私が、カンナミではなく笹倉寄りの、地に足着いた人間の感性しか持っていないからかなと思う。ハーモニー然り、こういう面白さを理解できないのはすげー損してる! 多分。

    初・森博嗣さんでした。このシリーズはもう読まない。

  • 死と隣り合わせのパイロットである大人にならない僕。眼下に広がる美しい風景や迫力のある戦闘シーンがややマニアックなメカニカル表現で描写される。僕の冷めた目線、同僚や上司など他のキャラクターも自然でよい。

  • なるほど、この物語がベースになって遡るように他の話が書かれたのだろうなーと納得。時系列が難しいけどなんとなく理解したことにしておこうと思う。

  • ヴォイドシェイパの戦闘機版
    先にヴォイドシェイパを読んでいたので
    まずそう感じた。

    全く前知識もなく読み始めたので
    ?の連続ではあったが
    森さんの文章ならすーっと読めてしまう。

    でも続編を読みたいかと言われれば
    ちょっと微妙かなぁ。

  • 森博嗣で一番好きな作品。
    文章がこう…繊細で、ロマンチックで、少女漫画を読んでいるような、なにか気恥ずかしい気持ちもあるのですが、綺麗。この本はそこまでキャラクターが強調されないからか、他の作品より素直に読めます。

    飛行中の描写が好き。
    それと、ミートパイ食べたくなります。

  • 再読。
    三回目くらい。

    最初ほどの感動はやっぱりない。
    けれど、相変わらず透明な話。
    とても、綺麗で純粋な話だ。

    もっともっと死ぬことについて考えて...
    もっともっと退屈凌ぎを楽しみたいと思った。
    生きている限り。

  • 今作だけではなんとも。
    シリーズを読んでけば、色々分かるのかな。

  • どこまでも淡い。
    読み終わった後には寂しさを感じる。
    終わってしまった、そんな風な。
    そんな作品です。

    出会えてよかったと心の底から思います。

  • いきなり読む順番間違えて、本編の主人公カンナミのこと(続編に登場する人)がよくわりました。

    無駄を削ぎ落としたような雰囲気の物語は著者の真骨頂。
    戦争に対する当事者意識を緩和させる存在のキルドレ。
    誰もが嫌な事柄には目を背けたい。
    そうは言っても直接的であれ間接的であれ、多かれ少なかれ世の中の問題は自分と繋がっている。

    あわただしい生活の中で、ふと立ち止まらせてくれる
    本の存在は僕にとって非常に大切。

  • 静かに淡々としていて、いつも夢の中にいるようにふわふわとした…飛行機乗の話。
    言葉の選び方がとても好み。
    読み進めていって、やっとここは日本とかそういうんじゃないんだなと気付いた。
    只々淡々と僕の視点が描かれている。
    他シリーズもちゃんと読もうと思う。

  • シリーズもののようなので、一冊目の本作はだいぶ謎を残したまま。淡々と過ぎていく時間と、浮き沈みの少ない主人公の心情のおかげで、楽に読むことができた。
    自分を壊すことはできない、というような言い回しのあたりは好き。

  • ⭐️2014年7月20日読了『スカイ・クロラ』森博嗣著 評価B+

    シリーズ最初の作品のはず、でしたが、私はナバテア、 ダウンツヘヴン、フラッタリンツライフ と読み進み、スカイ・クロラを読みました。シリーズでは、もう一つ残っているクレイドウ・ザ・スカイがあるはずです。そちらを先に読んでから、スカイ・クロラを読めばよかったと後悔しました。

    何故なら、シリーズ全ての結論が最初の作品であるはずのこの巻の最後に書かれているからです。

    アニメから入り、本を読んだ人にとっては、発刊 書かれた順番で違和感はないのでしょうが、本からこのシリーズに取りかかった私としては、素直にストーリーを追いたかったですね。

  • 2014年6月11日読了。
    刊行順で読むことにしました。

  • とても不透明なファンタジー。

    キルドレという子供の姿のままに永遠に生き続ける彼らは、戦争のために、飛行機に乗って戦う。

    キルドレたちの心の葛藤が描き出されている。

  • 英語タイトルはsky crawlers。キルドレである主人公を中心とした、戦闘機パイロットの物語。職業戦士の苦悩が描かれているようでいて、戦いの背景が不明瞭な淡白とも言えるファンタジー。

  • ずっと気になっていた作者。
    やっと読むことができました。

    こういう雰囲気の話は
    嫌いじゃないけど
    ちょっと…苦手かな。
    自分の想像力が足りない?のかも。
    いまいち入り込めなかった。

    だけど後のシリーズが
    気になるといえば気になる。
    うーん…どうしようか。

  • 期待して読んでしまったからか、ジョークのやりとりにげんなりし、話の設定は面白そうなのに、淡々と進むため入り込めないまま、読了。

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