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- Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120032493
感想・レビュー・書評
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日本美術応援団シリーズ第3弾。
一番面白かった。
やはりこれくらいの分量は一つの対談として掲載して欲しいもの。
あとの論考も、再録とは言え、とても興味深かった。
しかし、山下先生、こんなにも真面目に水墨画を研究していたのね。今やオールラウンダー的になっちゃって、江戸美術で活躍してますけど。
確かに雪舟を好きだって人はまれだろうなあ。
しかし、本物を見たら、やっぱりただ者では無いと思わされる。本物を見た後で、こういう分かりやすい解釈本を読んでみるのは楽しいものだ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
乱暴力
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29ページ 「描いたものウレい」→「らしい」
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雪舟の絵がとても好きなんだけれど、それとは別にとても楽しめる本。雪舟を知らない人に「これぞ雪舟だ!!」て見せる本ではないですね。けれど、とんでもなく面白い。「はやく雪舟の絵を見て、これを読んでみて」って本。やっぱり、観るほうも表現者になりえるんですよね。みうらじゅんしかり、辻惟雄しかり。これって本当にすごいと思う。全国の大学の教授達に爪の垢でも飲ませてやりたい。あ、山下さんも教授だった。辻さんも教授だった。まあ、なんにせよ、雪舟に対する最高の翻訳本。
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