雪舟応援団

  • 中央公論新社
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本棚登録 : 35
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120032493

感想・レビュー・書評

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  • 日本美術応援団シリーズ第3弾。
    一番面白かった。
    やはりこれくらいの分量は一つの対談として掲載して欲しいもの。
    あとの論考も、再録とは言え、とても興味深かった。
    しかし、山下先生、こんなにも真面目に水墨画を研究していたのね。今やオールラウンダー的になっちゃって、江戸美術で活躍してますけど。
    確かに雪舟を好きだって人はまれだろうなあ。
    しかし、本物を見たら、やっぱりただ者では無いと思わされる。本物を見た後で、こういう分かりやすい解釈本を読んでみるのは楽しいものだ。

  • 乱暴力

  • 29ページ 「描いたものウレい」→「らしい」

  • 雪舟の絵がとても好きなんだけれど、それとは別にとても楽しめる本。雪舟を知らない人に「これぞ雪舟だ!!」て見せる本ではないですね。けれど、とんでもなく面白い。「はやく雪舟の絵を見て、これを読んでみて」って本。やっぱり、観るほうも表現者になりえるんですよね。みうらじゅんしかり、辻惟雄しかり。これって本当にすごいと思う。全国の大学の教授達に爪の垢でも飲ませてやりたい。あ、山下さんも教授だった。辻さんも教授だった。まあ、なんにせよ、雪舟に対する最高の翻訳本。

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著者プロフィール

赤瀬川原平(あかせがわ・げんぺい)
1937年横浜生まれ。画家。作家。路上観察学会会員。武蔵野美術学校中退。前衛芸術家、千円札事件被告、イラストレーターなどを経て、1981年『父が消えた』(尾辻(★正字)克彦の筆名で発表)で第84回芥川賞を受賞。著書に『自分の謎(★正字)』『四角形の歴史』『新解さんの謎(★謎)』『超芸術トマソン』『ゼロ発信』『老人力』『赤瀬川原平の日本美術観察隊』『名画読本〈日本画編〉どう味わうか』。また、山下裕二氏との共著に『日本美術応援団』『日本美術観光団』『京都、オトナの修学旅行』などがある。2014年逝去。

「2022年 『ふしぎなお金』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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