雨の匂い

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著者 : 樋口有介
  • 中央公論新社 (2003年7月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (217ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120034206

雨の匂いの感想・レビュー・書評

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  • 怖い、怖すぎる。途中まではのほほんとしてたのに。なんだこのどんでん返し。

  • 物凄いドロドロしているが、サラッと読めてしまう。
    いつもの飄々とした主人公のせいだ。
    ただ今回はちょっと違うけど。
    ミステリというよりサスペンスか。じわじわくる。

  • 図書館の本

    内容(「BOOK」データベースより)
    癌で入院中の父親と寝たきりの祖父の面倒を一人でみる村尾柊一。彼は善意より殺意を必要とした…。あの日、雨が降っていなければ、誰も殺されなかった。必死だけど可笑しくて、実直ゆえに我がままで、優しいくせに傷つける―デビュー15周年を迎えた樋口有介の真骨頂、とにかく切ない物語。

    激情に駆られる殺意より、日々静かに静かに積もっていく殺意の方が恐ろしいのだと柊一の行動を見て思う。
    褒めてはもらっても、誰も彼の負荷を軽くしようとは思わないのが見ててせつない。
    これは殺人なのかと思う手法が尚更恐ろしさを増長する。
    彼はこのあとこのまま暮らしていけるのだろうか?

  • +++
    癌で入院中の父親と寝たきりの祖父の面倒を一人でみる村尾柊一。彼は善意より殺意を必要とした…。あの日、雨が降っていなければ、誰も殺されなかった。必死だけど可笑しくて、実直ゆえに我がままで、優しいくせに傷つける―デビュー15周年を迎えた樋口有介の真骨頂、とにかく切ない物語。
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    自宅で寝たきりの祖父の世話をし、癌で余命三ヶ月と告げられた父を病院に見舞い、ご近所さんに頼まれた塀塗り仕事は丁寧にこなし、バイと先ではきちんと仕事をし、行きつけの店ではシュウちゃんだけが正常(まとも)な客だと言われる。大学は休学しているが、なんと感心な青年だろうと誰もが思う。いちばんまともに見えて、その内実は・・・・・。静かに淡々と、音もなく呼吸をするように物語が進んでいくのが怖いほどである。柊一の乱れのなさに身震いが起きそうになる。誰か、すっぽり包み込めるほど大きな愛で柊一のことを羽交い絞めにしてやって!と祈らずにはいられない。静かで怖い一冊である。

  • 西宮図

  • 借本。
    著者の本はこれが初めて。
    読みやすくて、一気に惹きこまれた。
    面白いといえばそうだけど、ちょっと違う面白さがある。
    少しおすすめ。
    著者の違う本も読んでみたい。

  • ストーリーは全然おもしろくないけど私は好きだ。偏屈な主人公が大好きだ。ただその歳で何の躊躇いもなく人の死を傍観するのは…どうなのかな…人にはお薦めしないけど自分は読みたくなっちゃう、そんな樋口有介。(09.08.07)

  • 2007/11/09<br><br>地味だけど、好きな作家。コンスタントに出版されるので安心して読める。に、してもこの作品は数ある樋口作品の中でも群を抜いて地味な気がするんですが…<br><br>
    足を骨折して以来寝たきりの祖父と末期癌の父の介護に追われる主人公が引き連れる死の連鎖。淡々と進む物語に一切の救いが無い。それでも、読むのを止められない。地味なのにはっとさせられる比喩や美しい日本語が散りばめられたこの人の文章が好きだ。

  • この方の本は初めてです。
    ミステリーだと思って読んでたら違いましたσ(^_^;)
    これから何か起きるんだろう・・起きるんだよね??
    と疑問に思いつつ読んでたら終わってしまったと言う・・。

    ハラハラドキドキする本と思ってたので
    かなり期待はずれでした。
    全体的に何が言いたいのかもわからず・・。
    一応、殺人はあったけども。。うーん。
    淡々とした物語を読みたい人にはオススメ(笑)

  • 樋口さんの本はやっぱり読みやすい。登場人物がみんな変わり者だらけな感じだけど、それでも疲れず読めるのはさらっとした文章のせいでしょうか?そして、いつも季節感の描写が丁寧で、思わず家にも色んな花を植えたくなります。

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雨の匂いの作品紹介

癌で入院中の父親と寝たきりの祖父の面倒を一人でみる村尾柊一。彼は善意より殺意を必要とした…。あの日、雨が降っていなければ、誰も殺されなかった。必死だけど可笑しくて、実直ゆえに我がままで、優しいくせに傷つける-デビュー15周年を迎えた樋口有介の真骨頂、とにかく切ない物語。

雨の匂いはこんな本です

雨の匂いのKindle版

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