幻覚

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著者 : 渡辺淳一
  • 中央公論新社 (2004年9月15日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (493ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120035678

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幻覚の感想・レビュー・書評

  • 2005年2月23日読了。読んだ後すぐにさすが!と叫んじゃうぐらい、エロエロの展開が待っています。主要人物すべてが何らかの特異性を持っている。精神病の話がたくさん出てくるので、全員が精神病なんじゃないかと思ったぐらいです。なので読んでいるうちに迷宮にはまってしまうようでした。

  • 主人公の北向がイマイチで、ミステリーでもなく、恋愛ものでもなく、医療ものとしてもあんまり楽しめなかった。

  • 精神病治療という重い題材の中に、渡辺淳一ならではのエロティシズムが盛り込まれていて、なかなか読み応えのある作品でした。

  • 〈内容〉美貌の女医と年下看護士の歪んだエロス。現代女性の心の闇に鋭く迫る、渡辺文学の新たなる金字塔。

  • 不思議な小説・・。
    美人で上品で頭が良くてスタイルも良くて・・。
    それでいて内面に問題を抱えている女性。
    北風君という若くてやさしい男性が登場し、この女性を守るという話。
    もっとリアルに泥臭く、女性二人の思いを描いてほしかった。
    それは難しい・・こと。

  • これは失敗作ですね
    皆さんが酷評するのもわかる気がします

    頭脳明晰で超美人でスタイルも良いお嬢様…
    まあ世の中には確かにそういう人もいることいますが感情移入しにくいです
    それはお相手の看護士にも言えて鈍感過ぎる

    小説としても中途半端
    失楽園や愛の流刑地のようにもっとエロチックにしちゃうかサスペンスをもっと強くした方がいいかなと思いました

  • 精神科病院をとおした物語。
    きいたことのある病名などがでてきた。
    最後はそうなっちゃうのかっていう感じだった。

  • うーん…。愛の流刑地は評判よさそうだったので、同じ作者ということで読んでみましたが…。何とも言えない中途半端な感じがします。主人公の女医に人間味が無いというか。偶像と化してしまっているような。思い切ったテーマではあるのでしょうが、結末も何ともいえず…。厚みの割りには読み切った感の無い作品だった気がします。

  • 何が好きになれないって、彼の小説に出てくる女性って存在感がないこと。
    美人で頭がよくて上品で…って主人公、男性のあこがれる女性そのもの。
    だけど血が流れてない気がするというか…。
    以前「化身」を借りて読んだことがあるが、これも地位も金もある男性が
    クラブで一人の女性を見初め、自分好みに「教育」するが、
    最終的にはその女性が精神的に自立して離れていくという話しだった。
    ラストはそりゃそうなるだろうと納得したし、ある意味痛快だったが、
    源氏物語の紫の上やピグマリオンと基本一緒だなと思ったのと、
    女性の容姿の描写が理想化しすぎてて
    「こんな人いないだろー!」と突っ込みたくなる(僻みかな・苦笑)

    で、この主人公、少女時代にトラウマがあるんだけど、
    それを見抜けない看護士もどうかと思うし、
    いくら好きな相手でも、看護士として身近に過剰薬物投与をしてるのを見たら
    普通の男性ならビビルんじゃないかなー。
    それがビビらず、隠匿に加担するってあまりに現実感がなくて、
    物語に入り込めないまま終わったという感じ。

    文体は滑らかだし、誇張されるほど官能的な表現も豊かだけど、
    私の好きな「語り物」ではないなというのが正直な感想。
    三島由紀夫や谷崎潤一郎のような文体の美しさには、素直に感動するが、
    私にとってはやはり「内容」に面白みがあったり、
    登場人物に感情移入が出来る事が小説の評価観点になるので、
    多分今後彼の作品を読むことはないだろうなぁ…。

  •  高校時代に読んだ「阿寒に果つ」以来の渡辺作品の読了でした。高校時代に氏の著作に触れた時はなんだか読んではいけないものを読んでいるような気分を感じつつ、深みを感じましたが、今回は陳腐な話。美人精神科医と看護士の恋なのだが、渡辺氏独特の世界ではあるが、見方によってはただのエロ小説。

  • 図書館にて。
    読み終わってうーん、なんじゃこりゃ…。
    これって、朝日新聞の朝刊に連載されてたんでしょ。誰も怒らなかったの?
    渡辺淳一にしてはエロさが中途半端だし、
    近親相姦のトラウマについて突っ込みたかったんだったら
    それはそれでものすごく甘いんじゃないの?
    それぞれの精神疾患の事例に対しても、素人が話を聞いて
    治療と称して金を取るってくだりもどうかと思うし。
    結局何が書きたかったのかわかんなーい。
    てか、まじめに読んだ私がバカだった???

  • 現実と近からず・・・

  • 渡辺さん、「失楽園」が限界だったんでしょうね。ファンというほどではありませんが、昔から読んでましたし、印象に残る作品もありますので、この「幻覚」は寂しい気持で読み終わりました。駄作です(笑)
    愛があればいいんじゃないかっていう自己中心の男と男に都合のいい女性というパターンが、きまぐれ女と従順な男の組み合わせに変わりました。まぁ、30代なら許されるかって内容でもない、なんせ病院が舞台ですから(^^;
    医者だった渡辺淳一が病院を舞台にすれば、けっこうシリアスなものになると期待してしまいますが、精神病に関しては興味本位の触り程度。説明もくどいし、人物は軽く内容は薄く、設定は浅い。本だけは厚いとか(笑)

  • 女性の精神科医が颯爽としてカッコ良く、若い助手を虜にするというのかと思えば、もう少し複雑で、女性医師は心の傷があり・・・思わぬ方向へ・・・。
    面白かったり、ちょっと裏切られたり・・・。

  • 恋愛モノにするのか、医療モノにするのかどちらかに絞ってほしかった。
    主人公の精神科医も???の所が多く、とらえどころが無い。
    男性看護師もちょっと性格の設定がイマイチ。。。

  • 幻覚
    渡辺淳一
    心の病院の女性院長が実は心の病気を持っていた。
    病気がゆえに無理やりな診療を行ってしまう
    そんな女性院長に気持ちを寄せる若いスタッフ。

    最近ドラマ化が多いので、つい登場人物の設定をしながら読んでしまいました(笑)
    しかし、どうもワンパターン化してる気がする。
    読みすぎだからそう感じるのでしょうか…

  • 青年看護師が、美貌の精神科女医に惹かれ、次第に彼女の心の闇に迫っていく話。
    正直言って、渡辺淳一はあまり好きな部類の作家ではない。出てくる男子があまりにも軟弱すぎると思うからだ。余り深く考えないように読んでいけば、いいのだが。だが、彼の描く男女模様は難解なことが多く、もっとストレートな爽やかさがほしいというのは、無理な注文であろうか

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幻覚の作品紹介

36歳の美貌の精神科医・花塚氷見子。その女医に憧れる年下の看護師・北向健吾。二人の恋は徐々に進展をみせるが、氷見子の特定の患者に対する不可解な治療に北向の困惑は深まっていく…。現代の精神医療に光をあてながらキャリア女性の秘められた心の闇に迫る、著者渾身の意欲作。

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