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みんなの感想・レビュー・書評
スピリチュアルな香りのある話。
文章と相性が悪いのか、読み進めにくく、読むのに時間がかかった。
内容を消化するのに時間がかかったということかな?
生きることが下手な主人公が、雪の夜の出逢いを通して変わっていく。そんな話。
周りの人達が主人公を想いつつ、見守る姿も良かった。
雪の降る真夜中、高校生だった少年は公園で少女と出会う。
その後大学、就職を経て、8年後故郷に戻ってきた彼は、また少女と出会う。以前と変わらぬ姿の少女と。
一人の男子の成長の物語。
感情の部分は少しナルシシズムのようなものを感じてしまったのだけど、仕事の淡々とした描写の部分が面白かった。商業デザインの仕事。
まわりの人に恵まれている主人公でした。
主人公の葛藤には共感できるものはあったが、雪子が自分の存在を説明していくくだりが少しクドイような。もう少しさらっと流して、読後に余韻を持たせた方が良かったのではないかと思った。
ファンタジックな寓話めいた物語、というところかな。テーマは「生と死」かも。タイトルから想像できるとおり冬の物語なのだけど、あったかくなるような雰囲気。雪の夜には外に出てみたくなるかなあ。
自己啓発本を読んでいるような気になりました。
(その手の本は読んだことありませんが、何となく雰囲気で)
思想本でもいいかもしれない、何とも奥深い話。
途中が中だるみとは別の意味で読むのが億劫になりますが(若干鬱シナリオ)、でもそれを越えると後は先が気になって気になって、あっという間に駆け抜けてしまいました。
ラストはほんのりじんわり温かくなれる話。
映像的にも綺麗だし、今時期に読むのはぴったりな本かもしれません。
(2009/02/27読了)
―生きていくということは 失われていくものを見つめ続けることなのか― 本文より 学生時代、将来の進路をおぼろげに思い 不安と期待に苛まれながらもとりあえず今は 明日の世界史の試験範囲には一通り 目を通しておかなきゃ…という学生時代の思い出は、 多かれ少なかれ誰もが経験しているものではないでしょうか。 とはいえ、一夜漬けで頭が飽和状態... 続きを読む »
「四日間の奇蹟」の人。延々と「僕が僕であるということはどういうことか」みたいな観念がツラツラと書かれ脳ミソ酸欠。
〜改めて言うまでもないが、僕は雪子と出会えたことに感謝した。彼女が失われてしまったことを思うよりは彼女の言葉の数々に触れられたことを喜ぶ方がよっぽど素敵なことだったし、〜出会うすべてにそんなふうに思えればいい〜
おお〜バツイチの身にはなんとも響く言葉。
すっごい印象が薄い。あまり記憶に残ってない。そのうえでのコメントだけれど、現実とファンタゾーがいまいち融合していないように思えた。主人公の現実部分は面白かったけど、雪子が関わってくる幻想部分はいまいちしっくりこなかったような。まぁそれはうちがファンタジーは好みじゃないからかもしれないけれど。哲学的な考え方をする主人公で、しかも作品もそれがテーマみたいで、物語も淡々としているため読み進めるのがちょっと面倒くさかった。
そこまでっていう内容ではなかった。だけど浅倉さんの本はどこか暖かいところがある。主人公の和樹はある真夜中雪の降る公園で一人遊ぶ少女を見かける。彼女は不思議な存在であった。
相変わらず、少しファンタジー。
読後感とかは悪くないんやけど、読むのがちょいしんどい。
話にスピード感がないし、細部にツッコミいれたくなるし。
しかも途中の台詞(内容も言い回しも)が相当難解で、
高校の現代文の試験の気持ちを思い出しました(笑)。
「別れの哀しみより、出会えたことに感謝する」
「失うことを恐れるより出会えたことに感謝するべき」
って台詞はとても気に入りました。
「北の街に暮らす高校生の僕は、白い闇に包まれた深夜の公園で、雪と戯れる少女と出会う。」
これも奇跡の話。
儚くて、懐かしい感じ。
主人公の青年はデザインの仕事をしていて、作中に出てくる彼の作ったポスターが私の密かな気に入りです。文章でイメージを膨らませたポスターを頭の中で自分なりに変えてみるのもとても楽しいです。(梨花)
070306。浅倉さんの本は他には『四日間の奇跡』しか読んでいないけど、文章の描写がとても細かい。映像にしたいのかな?今回読んでいて邪魔に思うときもありましたが。。。お話は静かに淡々と過ぎていきます。「いかに生くべきか」と、生死・命を考えさせられるキレイなお話。
朝倉卓弥の心あたたまる小説。
主人公は、雪の日に公園で不思議な少女にであう。人生の中で、社会の中で、さまよう主人公が、大切なものを見つけていく、あたたかいストーリー。
浅倉氏の作品はいつも何気ない日常から始まり、読者の期待とともに一枚一枚物語のヴェールが剥がされていく。
逃避する主人公に自分が重なった。私はどこから来てどこへ向かうのか。再考させられる。
終始穏やかな雰囲気で、なんだか優しい気持ちになれる本。
心温まる北国のお話。
主人公が他人とは思えなくて、ついつい感情移入してしまった。風景描写も美しいと思う。
まるで『花とゆめ』に漫画化されてそうな現代のフォークロア。
それなのに、ぐっと物語のなかにはいりこませる文章。
このひとは、そういうのがうまいと思った。
読んでいて、心が温まる。
私は、こういう話は大好き。

関東でも雪のちらつく夜に読んだ1冊。上手く大人になれない、こんな男子いっぱいいそう…。
出版社 / 著者からの内容紹介
北の街に暮らす高校生の僕は、白い闇に包まれた深夜の公園で、雪と戯れる少女と出...





