大正ロマン 東京人の楽しみ

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (324ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120036200

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  • 大正時代のレジャーを年表形式でまとめてある資料本。
    新聞や文豪の記述からの抜粋だけでなく、内容の解説もあるので大正時代の空気を感じる読み物としても楽しめる。

    【大正時代3大レジャー】
    映画
    博覧会
    花見

    他に参詣・縁日・寄席も日常的に人気なレジャー。

    大正時代の特徴として博覧会は毎年のように開催されていた。
    諸外国へ日本の力を誇示する目的もあったらしい。


    春の行楽は潮干狩りもさかんで、大正8年の4月3日には品川沖だけでも8000隻の船が出た。
    貸船の相場は、船頭2人付大伝馬船が10〜12円。1人付中荷足船が5〜6円というような数値的情報も多数記載されている。

著者プロフィール

青木宏一郎

1945年、新潟県生まれ。千葉大学園芸学部造園学科卒業。(株)森林都市研究室を設立し、ランドスケープガーデナーとして、青森県弘前市弘前公園計画設計、島根県津和野町森おう外記念館修景設計などの業務を行う。その間、東京大学農学部林学科、三重大学工学部建築科、千葉大学園芸学部緑地・環境学科の講師を勤める。現在、和のガーデニング学会会長。主な著書に「江戸庶民の楽しみ」(中央公論新社)、「江戸の園芸」(筑摩書房)、「江戸のガーデニング」(平凡社)、「江戸時代の自然」(都市文化社)、「森に蘇る日本文化」(三一書房)などがある。

「2021年 『大名の「定年後」 江戸の物見遊山』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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