- Amazon.co.jp ・本 (407ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120036224
感想・レビュー・書評
-
いい女ってなんなんだろう・・・
主人公の女性は、人の事を考えて行動する人のように思わせながら、本当は、初めから自己中心的なんじゃないだろうか?自分勝手に自分の力以上に尽くして、わかってくれないからと正反対になっていく。。。誰も望んでいない事=自己満足。自分がかわいそうだからと自分に何百万も使い、浮気をすることを、正当化する。家庭を変えようという努力のカケラも見えなかったのが残念。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
極端だなぁと思って読んだけど。
案外こういう、完璧な母であり完璧な娘であり完璧な妻である女性はいるのかもしれない。私ってずいぶんひどいもんだと反省したりして。
そんな詩織が育てた娘が、こうなるのは何で?と思ったけど、完璧な母への反抗なのかな。夫はひど過ぎる。。
詩織が自分に磨きをかけていいオンナになったら、あっという間に周りの男性から注目されるようになって、そういう関係になってしまうけど、家庭が壊れそうになるとあっさりお別れされる。そんなもんなのかな。
詩織が自立を目指して自分の人生を操縦し始めようとすることは、応援したいと思った。この先、どうなったんだろう。 -
2014.10.11読了
最初から最後までいい女ではなかった。どんな話にしたかったの?イマイチわからない。(図書館) -
これも面白かった。
共感できる部分アリ、できない部分も当然あり…。 -
13/07/14 ストーリーの展開が不自然であるが、マッいいか。
自分以外の人間のために下着を選び、体を彩ることは、刺激 的で誇らしいことだった。自分の体を求める男がこの世に存在 している。それが、自分の価値を証明してくれているように思え た。(P.316) -
話に出てくる娘たちがひど過ぎてこんな娘にはなりたくないと心底思いました。
-
何年か前の昼ドラで観た物語の原作という事で興味を持って読みました。
典型的な「オバさん」だった主人公・詩織が、45歳の同窓会をきっかけにエステや不倫をとおして美しくなっていく様には清々しさを感じました。(不倫を推奨するつもりはないですが…)
良き妻・良き母として日々家族に尽くしているのに、「完璧にやって当たり前、少しでも落ち度があれば徹底的に責められる」……これが20年も続くとそりゃあ嫌気がさしてくるでしょう。
全体的に面白かったけれど、主人公がフランス育ちの帰国子女で在宅でフランス語翻訳の仕事をやっているという設定がちょっと非現実的でした。
これが専業主婦だったらそう簡単に「離婚!」なんて騒げなかっただろうし。 -
家庭という環境を作ることに徹していた主婦
から自分の本当にしたいことに突っ走るリアルだけど、ちょっとしたシンデレラストーリー。
美は意識して作り出さねばならないな -
自分と等身大なとこもあり、
ちょっと理解不能な部分もあり。。。
こんなまでなるかな。。。と思ったり。
まあ 小説ですからね。