ぼくが愛したゴウスト

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著者 : 打海文三
  • 中央公論新社 (2005年4月25日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120036323

ぼくが愛したゴウストの感想・レビュー・書評

  • 伊坂幸太郎氏のエッセイで気になったので手に取ってみました。伊坂先生が解説している文庫版は図書館になかったのでこちらで。
    何とも言えない悲しいお話。主人公が気の毒だけれどたくましく愛されていて好感が持てた。
    ジャガイモ餃子は美味しそうですね。ただ匂いが気になる。

  • 伊坂幸太郎のおすすめで読んでみた。

    ストーリーよりも匂いが気になった。
    ずーっと。腐卵臭。
    それとシッポのある女性としてみたいとも。

  • 自分自身がいままでと変わりない自分だと思っていること以外に自分が自分だと証明できることがない。すべては幻想だなんて結論にも至ってしまう。うーん。

  • もう読むのやめたい読むのやめたい、と思いながら最後まで読んでしまった。

    どんよりしてるけどどこか明るくて、切ないけどちょっと楽しくて、でもやっぱり悲しくて怖い。
    みたいな複雑な心情になる話。

  • 不思議な世界に迷い込んだ真実は、少年自身が語っていた物で間違いないのかな?

    2015 3/25

  • めちゃくちゃ不思議な話。話の展開が、次々予想を裏切り、先の見えないまま、突然話は終わった。というか、本はthe endだけど、物語は暗澹たる気持ちを抱えたままいつまでも続いて行きそうにさえ思われる。むしろのんびり屋で楽天的な主人公の少年は、絶望的な状況を、素敵なゴウストたちに守られて、生き延びる。ほら、いつものように、話を要約することさえできない。不思議。物語が建設的でないジレンマ。それでも、人物たちが愛らしいのは作者の筆力か。とにかく、読んだよ、龍太さん。

  • 伊坂幸太郎さんのエッセイ3652で紹介されていた小説です。自分が生きている世界とちょっとズレた世界があったなら、その世界に迷い込んでしまったなら、ありきたりのパラレルワールドのような設定です。しかし、そこはひとひねりあり、異世界の人々は現世界と全く同じ姿形をしているものの心が欠如している。異世界の人々は影、ゴウストでしかなく、異世界にとって現世界の人は異物でしかない。強引で荒い部分を感じますが、心とは、自分は存在するのかという哲学的な問いなのかもしれない。

  • 伊坂幸太郎のエッセイで一押しだったので読んでみる。なるほど、深い。「ぼく」の深さは良い。しかし、そう来てしまうのか、うじうじ。

  • 「裸者と裸者」は面白かったけどちょっと、ついてけない部分がありましたが(SFとか、軍隊物を読まないので知識がなくて、場面とか装備なんかのイメージが上手く出来ないという意味で)これは素直に読めました。
    平凡な生活の描写とか中野駅ってあたりと、主人公が巻き込まれた混乱や拘束、そうして辿り着いた結論の差が面白かったです。妙にリアルで怖かった。。。
    小さい頃の、この世界が嘘だったらどうしよう的な考えを思いだしました。四次元の世界とか。ドラえもんでも劇場版でそんな話がありましたね。
    みんな一回は考えるんでしょうか。

  • 伊坂幸太郎のエッセイで書かれていたので読んだ。
    難しかった。
    何がなんだかわからなくなり、救われない気持ちになった。

  • 不思議なお話だった。

  • 主人公の翔太は自分のことを思考が足らずぐずでバカだと卑下するが、自分にはとてもそうは思えない。少なくとも自分が11歳だった頃よりも遥かによく物事を考えていると思う。
    その妙にしっかりした主人公に違和感を感じながら読まなければいけなかったのが少し残念。大人と話すのってもっと緊張しない?とか、理不尽な現実をそんな風に割り切れる?とか、あまり現実味のない小学五年生に感じた。
    人の意識や感情といった哲学的な考察が根底にあるのだけど、そちらも少し薄いというか物足りない。

    少年が成長して大人になる話し。だと思う。

  •  11歳の、単純で臆病でぼんやりした少年・翔太は、ある日コンサートの帰りに電車事故に遭遇する。その後少しずつ今までと世界が違っていることに気づく翔太。
     翔太が迷い込んだ世界はなんなのか。元の世界に戻ることはできるのか。

     またも作風が今まで読んだものと違う!強いて言うなら「ロビンソンの家」に近いと思うのは語り手が少年という共通点があるからかな。
     前半はゆるやかに少しずついつもと違う世界が描かれ、中盤ではスピード感のあるシーンが多く、そしてまたゆるやかな世界に戻っていくジェットコースター感が読んでてはらはら楽しかった!
     終わり方はタイトルも相まって、なんだか物悲しかった。

  • 11歳の少年が迷い込んだ幻影の世界。
    ちょっと切ないパラレルワールドでの出来事。
    絶妙な主人公の年齢設定(^_^)
    主人公が中学生とか高校生になってしまうと、主人公・翔太のように順応は出来んかったんじゃないかなぁ?
    それにしても、【心がない】状態って、、、。
    どんな感じなんやろう?

  • 伊坂幸太郎のエッセイ集に紹介されていた作品。

  • 久しぶりにいい小説を読んだなーと思った。
    ふつうに面白い。ラストも気が利いてると思う。

  • 2011-36 伊坂幸太郎のエッセイで興味を持って読む。よくあるジュブナイルSFのパラレルワールドモノかと思って読んでいたが途中から心の有り無しなど思索的な話になって最後は勿論ハッピーエンドでもなく放り出されるような終わり方。不思議な話し。

  • 難解というより不可解なSF

  • 11歳の少年、という設定がすごく適切だと思った。もっと幼ければもっと違う在り方をしてしまうだろうし、13歳では自分がいるワールドに馴染んで生き続けることは不可能だっただろうな、と。

    伊坂さんのようにメッセージ性のある小説と、高田崇史さんのQEDのシリーズのように、こうだ!と書く小説、があると思う・・・
    そういうことを考えると、打海さんは前者、メッセージ性のある作家さんだろう。しかし、この本は、今一つ明確でないというか、自分で考えましょう、にせよ、あいまいかな・・・

  • 無意識で曖昧にしか捉えていなかった感覚を、不意にくすぐられるような物語でした。

  • なかなか思いつかないような設定で途中までは本当に楽しく読めた。
    題名の「僕が愛したゴウスト」を考えながら読んだのだが、途中から脈絡がなくなり
    最後はB級官能小説のようになってしまい納得いかない。
    途中まで良かった分もったいないというかなんというか・・・

  • 臆病で生真面目な少年が紛れこんでしまったパラレルワールド。

    その世界では人間に尻尾が生えていて、そして心がないという。

    小学生が主人公なだけに児童文学っぽい雰囲気が漂うけれど、それがまたいい。

    物悲しい雰囲気を残しつつ、どんどん物語りは進んで行く。

    実は読んだのが二回目なのだけれど、何度読んでも色褪せない。

  • もっと切ない系ファンタジーな異世界ものがよかったな。これは、ちょっと、生々しいかんじです。
    しかも難しい。

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