拝啓 法王さま - 食道楽を七つの大罪から放免ください。

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  • 中央公論新社 (2005年5月11日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120036385

拝啓 法王さま - 食道楽を七つの大罪から放免ください。の感想・レビュー・書評

  • 初読。
    あの、美味しいパリのパン屋「ポワラーヌ」の二代目、
    リオネル・ポワラーヌがローマ法王へ
    グルマンディーズを七つの原罪からの放免を乞う嘆願書とそれに賛同した著名人の書簡集。

    放免と言っても、削除を願うのではなく、言葉の問題、
    大食がスペイン語でgula、イタリア語でgola、英語ではgluttony
    と当てられたのに対し、フランス語ではgourmandiseの言葉を当てられたのは意に満たない、gloutonnerieがそれにふさわしい、と提言するものである。

    書簡は実にフランス人らしいもってまわった言い方で楽しい(笑)

    リオネル・ポワラーヌは嘆願書を提出する前に自身が操縦するヘリコプターの事故で妻とともに急逝し、娘が嘆願書を発見し、提出したが、
    返答をいただけぬまま法王ヨハネ・パウロ二世も逝去された。
    その巡り合わせもまた人生で、人の営みが歴史を作る、と感じられるなぁ。

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拝啓 法王さま - 食道楽を七つの大罪から放免ください。の作品紹介

パリの老舗パン店の主人リオネル・ポワラーヌはある一通のメモを遺して他界した。それは法王に宛てた「グルマンディーズを七つの罪源から赦免を乞う嘆願書」。「グルマンディーズ(美食愛・食道楽)は大食いや貪り食うことではなく、人類が築きあげた崇高な芸術で、ともに分かち合う美徳の精神である」とするものだった。彼の遺志に賛同する有名シェフ、作家、歴史家、法律家、医学者、修道士、代議士、デザイナーなどが結集、それぞれの美食への思いをエスプリ光る言葉で語る珠玉の書簡集。

拝啓 法王さま - 食道楽を七つの大罪から放免ください。はこんな本です

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