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この作品に関連する談話室の質問
この作品からのみんなの引用
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仲間が欲しい奴らは、いつも周りを気にして、他人の顔色を窺って、一緒に笑ったり、慌てて怒ったり、無理をして泣いたり、他人と同調することに必死だ。
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もうお前は子供ではない、一端の大人なのだから、と言い聞かせるために、数々の生贄を捧げて、意味もなく火をつけて、すべてを燃やしてしまう。子供が大事にしてきたものすべてを、大人は取り上げてしまう。
もう、お前も、残酷な私たちの仲間だ。
そう耳元で囁く。
そして、けらけらとみんなで笑う。
いつまでも、子供ではいられないのだ。
人間は、醜い大人になってから、死ぬのだ。
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僕は、人を羨ましいと思ったことはない。それから、人に羨ましがられたいと思ったこともない。そもそも、羨ましいという感覚が性格に理解できない、といった方が近いだろう。他人がとても幸せだったり、とても立派だったり、とても優れていたり、そういうことを観察しても、自分と比較する方向へ思考が進まない。比較をしたって意味がない。なにしろ、それは乗っている機体が違うのと々なのだ。空へ上がってしまったら、乗り換えることはできない。一度生まれてしまったら、人間だって乗り換えることはできないのだから。
みんなの感想・レビュー・書評
「スカイ・クロラ」から続くシリーズの3冊目。
相変わらずブックデザインは秀逸。
タイトルも素晴らしい。
音の響きも、そして意味も。
「天国へ墜ちていく」とは。
飛行機乗りの話。
前作「ナ・バ・テア」の続編。
「スカイ・クロラ」と、2作目・3作目は、
“続いている”という感じはあまりしないけれど。
詩的で美しい印象が強かった「スカイ・クロラ」に比べ、
2作目以降はだんだん普通の物語になり、
美しさは次第に薄れていくような印象。
おそらく、カンナミ・ユーヒチとクサナギ・スイトの
人格の差異に起因しているのだと思う。
ジャンルはよくわからないけれどともかく面白い作品。
スカイクロラシリーズ時系列で第2作。相変わらずするするっと読める。クサナギ視点のみで展開で世界観がよくわからない。ただ、続けて読んでいきたくなる感じ。3作目も期待。
スカイ・クロラシリーズ第3作目。2作目に引き続き、クサナギ視点の物語。
前ほど自由に空へ飛べなくなったクサナギのジレンマが伝わってきて、読んでるこちらまでもどかしくなってきた。
まだ2作しか読んでいないが、このシリーズを読むと、空へ行きたくなる。
古い読書履歴より。
down to heaven。
天国へまっ逆さま。
スカイ・クロラの続々篇。
再びティーチャと水素は、空で再開する。流れとしてはナバテアの次か。
一気に読ませてしまうスピード感、たしかな知識に裏打ちされた専門用語の羅列がもたらすメカニカルで無機的な雰囲気、ダンスシーンの息もつかせぬ緊張感は健在。時々専門的すぎて何がどうなっているのかわからないときもあるのだけれど(笑)
『スカイ・クロラ』『ナ・バ・テア』に続くシリーズ第3弾。
詩的な文体。ファンタジーっぽいきれいな話。時間軸としては1作目の『スカイ・クロラ』より前なんだけど、主人公のイメージが初めとだいぶ違います。
戦闘シーンとか専門用語でてきたりもするけど、読んでると空を飛びたくなりますね。
3作で完結かと思いきやまだシリーズ続編が出るらしい。装丁も気に入ってるのでシリーズ全部コンプリートすると思います。
スカイクロラシリーズ、時系列順では、ナ・バ・テアに続く2作目。
主人公・草薙水素という存在が大きく変化していくと思いました。
彼女自身は、何も変わっていないつもりでも、周囲の彼女に対する見方は変わっていきます。
永遠の子どもであるにも関わらず、組織に縛られていく彼女を見るのはなんともいたたまれない気分です。
読めば読むほど草薙水素を好きになっていく作品ですね。
「スカイ・クロラ」シリーズの、時系列で言うと2作目。
個人的には何処か、“堕ちていく感覚”について考えてしまった。大人になるということ、社会の中で生きるということ、そのネガティブな側面に思いを馳せてしまったのだけど、これはただ単に自分が社会人になりたてだからなのかな?よく分からない。
森さんがこのシリーズを通して云わんとしてること。それがまだ凄く朧げで掴みきれない。正確にいえば、まだ自分の中で消化してない。のかな。
それでも、今回のラストの方の戦闘ショーのシーン、凄いね。42ページ程かな?専門用語を正確に理解してるわけじゃないのに、絵が浮かぶ。一気に読み干した。
早く続きが読みたい。な。
スカイクロラシリーズ3作目。
前作に引き続き、草薙が主人公。
空を飛ぶことでしか、生きることにも、死ぬことにも意味を見出だせない彼女が、自由に飛べなくなる。
そのモヤモヤした気持ちがとても伝わってきて、何だか自分も鬱々してくる。
クライマックスのティーチャとの戦闘の最後は、私も草薙と同じく『何だよ!馬鹿にすんなよ!』と思った。
でもだからこそ、次が気になって仕方がない。
3作目だと、さすがにキャラに愛着がわきすぎて、感情移入してんな〜と自分でも感じてきた。
かなりな一気読み。
42ページほどにもわたる戦闘シーンが印象的でした。戦闘機の仕組みが分かっていれば脳内でイメージ化できたのですが…。それさえ分かれば、もっと楽しめたのでしょうね。
必死なのは相手も同じだ。
だったら楽しもう。
美しくダンスを踊ろう。
自由とは役に立たない。
空を自由に飛ぶ鳥のように。
ただ、それだけだ。
死んで自由になれる。
ただ空にいたい。 その思いだけで戦闘機に乗ってきた草薙は ある日負傷し、空を飛べなくなってしまう。 飛べないストレスと 地上のしがらみに絡まれ 鬱屈した日々を過ごす。 そして復帰戦としてもたらされた戦闘ショー。 相手は、憧れてやまない彼だった。 本作は草薙の激動する感情が 垣間見えるストーリーだった。 どんな感情かはわからなくて、 その結果にもたらされる行動で推測するしか... 続きを読む »
スカイ・クロラシリーズの三作目です。
時間軸でいうと二作目「ナ・バ・テア」の次にあたります。
草薙のただ純粋に空を飛びたいと願う気持ちと、周囲のしがらみ。
今回も色々と考えさせられる一冊となってます。
相変わらず戦闘・飛行シーンの描写が素晴らしい!
相手がしつこいからつい深追いしてしまった。
こんな首のかすり傷で入院しなければならないなんて。
それも僕が兵器だから。昇進には興味がない。
ただ飛べさえすればいいのに。
それなのに組織が僕を飛ばせたくないらしい。
若いパイロットに向けて講義をさせたり自由飛行をさせたり。
さらにはイメージアップのためか街中でのフライトを依頼された。
しかも実戦。相手はティーチャ。
表紙:Michael Edwards/Getty Images
ブックデザイン:鈴木成一デザイン室
水素の無邪気な一面が垣間見られます。
一飛行士から指揮官へ。そしてティーチャとの再会。
「世の中の仕組みは、次々に世代を交代し、開いているものは閉めて、動いているものは止めて、上がっているものは下ろさなければならない。ずっとそのままにはしておけないルールなのだ。」

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