- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120036637
作品紹介・あらすじ
衝突した車に乗っていたのは、元英皇太子妃とその恋人。全世界を敵にまわしたヴェロニクの、証拠隠滅作戦スタート。
感想・レビュー・書評
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こないだビビと来たので、図書館に一冊だけ有ったのを借りてみた。作者の中でも変わっている系統のやつだったらしい。本人はイギリス人男性なのにフランス在住の女性名義で発表。 フランスに住む女性。かなりアクティブに人生楽しんでる感じ。(クソクソ妬み)今付き合ってる人が覇気がないしマンネリだし、別れるわ。帰り道車を運転しながら酒&麻薬のチャンポン。何かぶつかった。次の日ダイアナ妃の事故の報道。車見ると事故の跡あり、犯人おもいきしアタシじゃんよ!とここからドタバタ。面白かったが、私が読みたい内容だったのでしょうか。
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かわいい表紙に騙された
まさかねえ~~
あまりに突拍子もない -
ダン・ローズ大好きなので期待して読んだ。
でも今回毒も狂気も薄め。(だから筆名を変えたの?)
ラリってて記憶にないけど、ダイアナ妃を殺したのは、あたし?って思ってるフランス人の女の子とその周りの人物が、皆ちょっとずつずれていて面白い。
万人向けだけど『ティモレオン』や『コンスエラ』のような作品を期待すると肩透かしな感じ。 -
??
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「ティモレオン」の冷酷であって鮮やかに美しい世界観に惹かれて、同著者を手に取った。
独特のパンチが効いていて、人物描写が相変わらずすごい。でも女性たちの生き方が強烈。「かわいくて理不尽」なんてもんじゃない。一方男性陣は脆く、同情したくなるほど繊細に描かれている。
面白いけれど、金原さんの後書きの適当さに落胆。読後感を台無しにしないようにわざと軽いノリを目指したのかもしれないが、私でも10分で書けそうな内容。ということで★3つ。 -
ダン・ローズのこれまでの作品とは違い
軽い感じでユーモアのある作品になっている。
プリンセスを殺したのは自分?
しかも舞台はパリ!!!
ダイアナの死を織り交ぜて小説を書く
やはりダン・ローズらしいブラックな
要素は顕在である。 -
この話は、うっかりあの日あの時間あの場所を、酒飲んでラリって運転していた女の子が、プリンセスの車と事故った事から話が始まる。
世界中が嘆いたり悲しんだりしてるプリンセスを自分が殺しちゃったとなったら、そりゃ慌てるしとりあえず証拠隠滅、逃げたくなるだろう。
このヴェロニクもそう。でも彼女は何だか……頭が悪い。いや、何か妙に……なんて言っていいんだろう。やっぱり頭が悪そうだ。
その悪さ加減が、妙にかわいく見えたりもするんだが。