黒船以降: 政治家と官僚の条件

  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120036965

作品紹介・あらすじ

世界史的視野から幕末・維新を読み解く。変革期を生きたサムライたちの才幹、器量、品格を縦横に論じあう痛快対談。

感想・レビュー・書評

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  • 良い本をしりました
    またかります

  • 日本が開国へと大きく舵を切った、幕末から明治維新に至る歴史を勉強したいと思っていた。この本は東大教授の山内先生と歴史小説家の中村彰彦さんの対談という形をとっているが、出来事・人物についても親切に解説してくれるのであまり知識がなくても読める。川路としあきらという有能な官僚がいたことをこの本で初めて知った。徳川斉彬と水戸藩がこの本では相当けなされているが、今年の大河ドラマ「篤姫」でも斉彬は悪役だし、評判がよくない人物らしい。彼のように厄介な人間を操りながら、片方で川路のような人物を登用した阿部正弘は賢明な人物だったのだろう。

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著者プロフィール

一九四七(昭和二二)年札幌に生まれる。
現在、東京大学大学院総合文化研究科教授、学術博士。中東調査会理事。
最新著書として、『岩波イスラーム辞典』(共編著、岩波書店)、『歴史の作法』(文春新書)、『帝国と国民』(岩波書店)、『歴史のなかのイラク戦争』(NTT出版)など。

「2004年 『イラク戦争データブック』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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