教育ルネサンス教師力

  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120037450

作品紹介・あらすじ

学級崩壊、不登校、学力低下など、さまざまな問題に揺れる教育の現場では、教師に求められる役割がこれまでにないほど高まっている。食育やIT教育、小学校での英語教育など、以前にはなかった問題も出てきている。しかし、文部科学省や各教育委員会、現場の教師も、これらの問題にどのように対応すべきか、暗中模索というのが実状ではないだろうか。本書は、全国各地の教師たちの試みを追う現場リポートである。

感想・レビュー・書評

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  • 2006年刊行。教師の鉄人と目されるカリスマ教師の実践から、特別支援教育、教員養成、塾・予備校などの私的教育機関の実践のみならず、食育や自治体の先進的取組みまで網羅して、実情を解説したもの。よい意味で教師・学校礼賛となっている。でも、ここに登場するカリスマ教師や、少なくとも努力している教師と、現実の大多数の教師との間に落差はないのだろうか。このような疑問が沸々と湧いてくるのが悲しいところ。

  • 2006年発行の、読売新聞に連載された、教育の新しい試みの連載を1冊の本にまとめた本。

    教育の問題性を指摘するのではなく、むしろ、今、教育現場ではどのようなことが問題としてあがっているのか、その問題を解決することが簡単ではないことを通して、問題をしっかりと認識するような文面である。

    いろいろな手を打てどもやはりなかなかうまくいっていないと思うが、未来は少しずつつかみ取っていくものではないだろうか。そんな気分になった。

  • 日本の教育はかなり批判されているが、実際教え方を工場すべく努力している教師はかなりいることがわかった。

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