グレ-ト・ギャツビ-

  • 中央公論新社
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感想 : 66
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  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120037825

感想・レビュー・書評

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  • 村上春樹氏がもっとも影響を受けた一作
    (他は『カラマーゾフの兄弟』と『ロング・グッドバイ』)

    成り上がった青年が過去の恋に囚われ
    想い人(既婚者)を奪おうとするも…という
    話の筋自体は現在さほど驚くテーマではないので
    サクサクと読み進みました

    村上氏の訳は好きですがこの作品への思い入れは
    それほど理解できなかったかなぁ

  • 映画(華麗なるギャツビー)を観て、好きなり、原作を読みたくなった。映画と原作とではやはりニュアンスというか雰囲気が違うが、自分の中では映画の配役通り読み進めることができた。
     映画ではその華やかな表現を一目で感じ取ることができたものを、原作の文章ではどのように表現されるのだろうと思いながら読んでいたが、その表現の仕方は映画のそれとは別に読み手の想像力を最大限までに引き出すものであった。文学作品として素晴らしいと感じた、ぜひ読んでもらいたい。

  • 文学的感性がついていけない まぁおもしろい

  • ディカプリオ版に続きロバート・レッドフォード版の映画も見て、もう一度原作を読みたくなりこちらを。ギャツビーのデイジーに対する拘り方はやはり常軌を逸しているが、その一途さ故にギャツビーは読者に愛される。トム・ブキャナンの図々しさはプロレタリアートの私には相変わらず腹立たしかった。この愛蔵版には訳者の村上春樹による「『グレート・ギャツビー』に描かれたニューヨーク」というエッセイが付いている。特別な街マンハッタンに私も行きたくなった。

  • 読後感は星三つ。村上の後書きを読むと星四つ。

  • ほかのレビューでは名作との呼び声が高かったが、個人的にはあまり胸を打たれるものはなかった。一途なギャッツビーの姿が第三者的な視点で語られており、彼の盛衰が当時のアメリカ社会とともに表現されている一方、ところどころに違和感を感じたのは訳者のあとがきでもあるように、当訳が現代化されていたからだと思う。いずれ原書を読んでみたい。

  • 原書は読んだことはあるので、訳書としての評価を。原書の雰囲気を決して損なわず、一つ一つの英単語を噛み締めつつ訳してるのが良かった。普通、翻訳という作業は、それを実直にこなせばこなすほどに原書とはかけ離れていくものだけれど、そういった破綻がなかったのが良かった。作品に対する愛が伝わってきた。おそらく「グレートギャツビー」に関して言えば、この本が最高の訳書だと思う。ただ一章分を割いたナルシストぶり全開のあとがきにはウンザリさせられた。あれが無かったらもっと良かったのに。

  • 返却期限が迫っていて、かなり早足で読んだ。
    最初はどういう展開になるのかな、と探り探り読んでいたが、登場人物の繋がりが明らかになるにつれ、一気に読み進めていってしまった。
    驕れるものは久しからず、盛者必衰の理を……というような言葉が頭に浮かぶ。
    ま、ギャツビーは支配者じゃないし、偉そうにもしてないし、手に入れたいのはたった一人の女性だけだったわけだけど。
    ずっと読みたかった本だが、30歳を過ぎて、結婚をしてから読んでよかった。
    それより前だと、理解できない箇所が多かったかもしれない。

  • 村上さん訳。
    情景描写が巧妙で、途中でなに言ってるか、分からなくなる。
    一気に読み終えないと、迷子に…

  • ううううーーん……
    村上節がすごかったかなあ……

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