わたしを超えて―いのちの往復書簡

  • 21人登録
  • 3.70評価
    • (3)
    • (2)
    • (4)
    • (1)
    • (0)
  • 3レビュー
  • 中央公論新社 (2007年2月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (233ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120038020

わたしを超えて―いのちの往復書簡の感想・レビュー・書評

  • p84:仏教では、時間というものが、基本的には頭で作られるものだと考える。刺激を感覚が受け止め、それが脳内で表象化され、概念化される過程で、時間も作り出される
    瞑想とは時間のない時間
    感受した姿、音、におい、味などをなるべく知覚までもっていかないことで生み出される時間

    p88:文字を読んだり唱えたりしても左脳がはたらく
    暗記を唱える場合は右脳、深い脳が活性化→ヴェーダ

    p104:丸暗記はわたしをこえていのちに近づく ヴェーダを初め伝授は口承

    p106:マントラや陀羅尼を唱えあるいは座禅をすると直観力がするどくなるといわれる。その直感とは「わたし」を通さない「いのち」の声

    p221:これまで慣れ親しんだ知が、ものごとを「分ける」作用に特色があるとすれば、別の叡智は「区分を取り払う」
    p228:大いなる余白

  • 病を得て見えること。それは人と共有出来ることもあり、人の心の襞を盗み見て愕然とすることもあり。

  • 往復書簡ということもあり、美しい手紙の書き方、を読まされているような感じが。挨拶や言葉がいまどき珍しいくらい丁寧で、いいんだけれど、少しまどろっこしく感じた。内容は知的で、難しくてついていけないときも……。そして岸本さんは非常にまじめだということはまたよくわかった。うまく言えないけど、もともとまじめな人が、実際にがんになるという経験をして、生死の問題や生き方をまじめに考えるという真摯さが伝わる感じはした。そういう具体的な話は興味深かったんだけど。神仏に祈るとき、「どんな状態になっても安らかでいられますように」と祈る、っていうのはいいな、と思った。

全3件中 1 - 3件を表示

わたしを超えて―いのちの往復書簡はこんな本です

わたしを超えて―いのちの往復書簡のKindle版

ツイートする