完訳 ロビンソン・クルーソー

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制作 : Daniel Defoe  増田 義郎 
  • 中央公論新社 (2007年6月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (341ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120038174

完訳 ロビンソン・クルーソーの感想・レビュー・書評

  •  そういえば、ちゃんと読んだことがなかったなぁということで。

     無人島暮らし、意外と快適そうでした。ロビンソンさんが、すごく地道にコツコツと作業を続けて、テーブルつくるし、麦育てるし、パン焼くし。麦づくりのくだりは、こううまくいくもんかなぁと思いますが、細かく検証する類いの話ではないし。無人島生活って、もっと野菜や葉っぱもの依存になると思っていたんだが。

     改めて読むと、無人島に漂流するまでの舞台設定とか、無人島から脱出した後の財産管理とか、舞台設定の凝りように目がいきます。農場主になってから無人島漂着したから、文明圏に帰ってきたときに生活に困らない財産がちゃんとある。無人島に漂着する前に、別な船で難破してて、そこでいろんなスキルを身につけているという、そのくだりも丁寧でした。

     あと、苦しい時の神頼みを体現したようなロビンソンさんの行動が楽しかった。普段は神様の存在気にしてないけど、何かあると神に祈る。現地の人達を当たり前のように格下扱いしている白人っぷりも、いかにも当時の価値観って感じで、興味深かったです。

  • 図書館で何気なく借りた本です
    まさに表紙もこれでした
    ロビンソンクルーソーと聞けばすごい人のイメージ
    ・・・だけど
    ロビンソンって生命力のものすごいおっさんです
    彼の生き方。ダメ男っぷりが生き生き描かれちゃったこの本
    わたしは彼が大好きです笑

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完訳 ロビンソン・クルーソーの作品紹介

ロビンソン・クルーソーは、「絶海の孤島」に漂着し、すべての社会的脈絡から切り離されたきびしい環境の中で、サーヴァイヴァルの技術を開拓し、近代的な経済人のエートス(倫理的規範)を発揮しながらたくましく生きた、と言われる。しかしそうだろうか。ロビンソン・クルーソーははたして「絶海の孤島」に生きたのだろうか。この訳書は、詳細な解説とともに、18世紀当時、4つの大陸の相関関係のうちに成立しつつあった大西洋世界の脈絡の中においてこそ、この作品の本質とデフォーの真意が理解されることを示そうとする。

完訳 ロビンソン・クルーソーはこんな本です

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