村上ソングズ

  • 中央公論新社
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感想 : 29
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  • Amazon.co.jp ・本 (179ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120038969

感想・レビュー・書評

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  • 20代のときに、『ポートレイト・イン・ジャズ』を読んで音楽を聴いてみたときは、あんまりしっくり来なかったけど、今この本を読むと、こころにどんどんしみこんでくる。

  • 村上春樹さんのすきな曲と想いがたっぷり詰まっている。
    曲を流しながら、村上さんの文を読めるなんて贅沢だ。
    まるで「ピーター・キャット」でマスターとぼそぼそ話してるみたいな錯覚。

    残念なのは、彼と私の生きている時間が違うってことだ。
    同年代だったなら、感慨深くうなずいて話を聞けたんだろう。

    ただ、世代が違っても ぐっとくる曲もいくつかある。
    "Bang Bang"が特に気に入った。
    まあ、これは和田誠さんが選んだ曲なんだけど。

  • 音楽に関する「感触」を、そこまで言語化できるものかぁーと唸ってしまう。
    たとえば、R.E.Mを好きな理由についてこう書かれている。
    「聴き終えると『何かしっかりしたものを食べたな』という不思議な実感がある。強い力で握られたおむすびを食べた時のように。」(24頁)
    http://big-river.cocolog-nifty.com/blog/2010/11/post-6a83.html

  • 本当に珠玉の歌ばかり!

  • ワインみたいな。

  • 大切な一冊☆今度は音楽のほうを聴きたい。

著者プロフィール

1949年京都府生まれ。早稲田大学第一文学部卒業。79年『風の歌を聴け』で「群像新人文学賞」を受賞し、デビュー。82年『羊をめぐる冒険』で、「野間文芸新人賞」受賞する。87年に刊行した『ノルウェイの森』が、累計1000万部超えのベストセラーとなる。海外でも高く評価され、06年「フランツ・カフカ賞」、09年「エルサレム賞」、11年「カタルーニャ国際賞」等を受賞する。その他長編作に、『ねじまき鳥クロニクル』『海辺のカフカ』『1Q84』『騎士団長殺し』『街とその不確かな壁』、短編小説集に、『神の子どもたちはみな踊る』『東京奇譚集』『一人称単数』、訳書に、『キャッチャー・イン・ザ・ライ』『フラニーとズーイ』『ティファニーで朝食を』『バット・ビューティフル』等がある。

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