サウスポイント

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  • 中央公論新社 (2008年4月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120039249

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サウスポイントの感想・レビュー・書評

  • キッチンとその次のやたら眠い人が主人公の作品以来。
    夏の終わりの読書にハワイ島の風景がぴたっときました。
    この人の作品には死とか喪失感とかがいつもあるような気がしていましたが(あまり読んでいないけど)これもそういった感じでした。すごく映像が浮かぶのですがもう映画化とかされているのかな。
    親ってすごく優しくやさしく愛情あふれることをしてくれる半面、ほかの誰にもできないような傷つけ方をする・・・確かに。
    子供のころ、というより中学生くらいの言葉にならないような感情が共感とともに思い出されました。

  • よしもとばななさんのハワイ島愛がにじみ出た、愛にあふれた作品だった。

    彼女の十八番である「死」をテーマとしたストーリーでありながらも、珍しくハッピーでキュンキュンするラブストーリーだ。
    珠彦くんはとても愛すべきキャラクターで私もキュンキュンしっぱなしだった。

    そして、よしもとばななさん同様、ハワイ島に恋している私にとっては、ハワイ島に行きたくて行きたくてたまらなくなってしまうという意味で、毒のような本だった。

  • 本当に、よしもとばななさんの本は、私にとって、弱った心にじんわりと効いてくるハーブのような存在です。

    ハワイがとてもとても神聖で素晴らしい場所であって、奇跡なんてすぐに起こってしまう場所であるという事、心で感じる物を信じていていいのだという事、完璧ではなく、むしろドロドロした問題点ばかりの人たちの中で、全部ひっくるめて愛してしまえる強さとしなやかさと自由を持てる事、そしてそして、それは全部、心と素直と感性とキラキラと愛情でつくられていること。

    ハワイ島へ、そしてサウスポイントへ行ってみたいな。

    ちゃんと、自分の心を透明にして見て、感じて、雑音のたくさんある現実を、奇跡は起こらなくても、私らしく生きていきたいな。それが、出来たらいいな。

  • トツカサンの珠彦見てみたいなあと思った。

  • ハワイ関連、よしもとばなな続き。
    ハワイもいいし、キルト作りもいいんだけど、珠彦さん気持ち悪すぎて。著者がハワイ好きなのは凄い伝わってくる、もうどんな気持ち悪い人でもハワイで再会したら恋に落ちちゃうよ、ってレベルで、ハワイに恋してるのは分かる。
    そして本のボリュームよりも実際はとても読みやすいんだけど、全然後味もよくなくて、ストーリーの完成度云々以前にもう一度読みたいとは思わないだろうな、私は、という感じ。
    それでもやっぱり、情景と心の描写に関しては、私はきっとよしもとばななの作品が一番好きかもしれないな。天才的。

  • 南へとゆきたい。

  • 幼い頃親の都合で夜逃げをせねばならなかったテトラは、初恋の相手・珠彦くんとだけは連絡を取っていたがついに連絡を絶ってしまう。ところが大人になって二人は再会。二人の思い出と現在が少しずつ結びつき一本の線になってゆくような話。ハワイの写真も載っている。

  • ハチ公の最後の恋人の続編ってあとがきで読んで、ハチ公の話が全然思い出せなかった。ハワイはまぁいいかなみたいにさせる雰囲気があるのか〜。兄弟、ウクレレ、ハワイ。

  • 少女漫画や恋愛映画の力を借りて、涙をしっかり流して、心につかえていたものを、綺麗に洗い流した時の満足感を与えてくれる、そんな感覚に似た小説。
    多少の浮世離れが心地よくさえ思えるやさしい言葉の選択が魅力。
    成長した珠彦くんのセリフがピュア過ぎて、甘過ぎて、それでも許されるのは、ばななさんの世界ならではなのだと思う。

  • 相変わらず、ばななさんの物語は信じられないくらいの偶然と奇跡でいっぱい!!でも、そのおかげで「ハチ公最後の恋人」では別れた、マオちゃんとハチが再び出会えたんだからこんな奇跡も悪くないな。「ハチ公」の続編のこの本は、その子供世代の恋愛話だけど、これまたありえないくらいの偶然と奇跡連発。なのにハワイという環境のせいか許せてしまう。カラッと晴れたハワイより、雨のハワイでウクレレを聞いてみたくなった

  • 久々のよしもとばなな。やはりスピリチュアルで比喩表現の多い詩のような会話多用。でも以前ほどいらっとはしなかったかな。幼なじみの男女が再開して静かに燃え上がって、ていうふつうの恋愛話で、土地と人の結びつきなど、精神面がくどく描かれる。好きなように生きられ自然と愛される生活はなんてご都合的なことか。ハワイだから夢見たっていいってことなのかしら。なんか僻みっぽい感想に(笑)

  • 2回目。
    初めて読んだときは大失恋をした時だった。
    その時は、いたく心を打たれて、静かに静かに登場人物たちと一緒に悲しみの海に沈んでいくようだった。
    自分自身の気持ちが穏やかになっていったのを覚えています。
    読んでいた場所や空気まで思い出せるくらい。

    そして数年経って、結婚をして、ふと読みたくなって読み返した。
    やっぱりよかったけれど、前回のような深い余韻がなかったのは不思議。
    ただ、あちこちにちりばめられたふとした言葉がすごく素敵で、自由に思うように生きることへの憧れを感じることができた。

    「夕焼けがきれいだから、アイスを買って食べよう」っていうくだりが大好き。
    これは1回目を読んでからの数年間忘れなかった。
    こういう気持ちで生きていたいなぁと思わせられる。
    そして。
    ハワイに行ったことのない私は、ハワイの夕焼けを想像して、早くそこへ行きたいなと思う一冊でした。

  • 読んでいなかった、よしもとばななの本を図書館で借りて二冊目。
    『キッチン』のときのように、主人公がまだ悟り過ぎていなくて、ちょっとかわっているぐらいだったらいいのに、と思いながら、「これはこうだからこうなった」という説明っぽい話を読んだ。
    でも、『スイート・ヒア・アフター』よりは、展開もあってよかった。

    何よりも私も好きなハワイ島が舞台で、風景描写、食べ物、空気感など、よく伝わってきて、すごく行きたくなった。でも、海が日本のせいで汚れているせいで行けないし、と思って、悲しくなった。

  • 再読。
    なんかいも読み直している小説です。

  • 自分のなかでよしもとばななさんの本は『頭が疲れたときに読む本』っていう認識だったけど、この本で「あ、わりと深すぎること書いてる」と認識が更新された。
    登場人物もけっこう特殊な人たちなので、あらすじを書くと物凄く面白そうな本に思えるけど、特殊な人たちの日常をなんでもないように当たり前に書かれているから、実際読んでみると肩透かしをくらう感じ。
    でも、私たち特殊だけどなんでもないんですよー的な書かれ方は嫌味じゃなくて好感がもてます。

  • 深い人間関係を築くのが苦手な私にとっては、この本は羨ましいような、非現実的なような・・・でも読んでいてすごく心が洗われた気がする。大好きなハワイが出て来たのも身近に感じられた要因かな。私もやっぱり移住したいな。

  • ばななさんのハワイとか沖縄の描写が本当に好き。その地へ行きたくなる。これはハチ公の後日談。

  • ボーイフレンドとの会話のしかた。
    男の子と女の子のキャラがいつも似てるね。
    なんでも話せる男の子がタイプなのかな?

  • 生と死と愛とハワイ。ばななさんの十八番。時折、感情描写の場面で読むのがしんどくなる時があった、けど、それは書き方云々では無くてわたしの心がそうさせただけのことだ。うん、良かった。

  • 珠彦はホンの少し恋人に似ている。
    ハワイ、いつか行ってみたい。

  • 本の前半部分はストーリー性があって面白かったけど、後半の感情の描き様に退屈になってしまった。言いたいことをすべて書き出そうとしているのだとは思うけど…それに、あんなに恋い焦がれた珠彦くんなのに、感動的な再開場面も、その後もあっけなく感じた。『昔』という言葉が何度でて来るのか、個人的にはあまり好きになれなかった。
    でもハワイの情景を読めたのは良かった、やはりオアフより別の島に行きたくなる。

  • 『きっとね、私たちみんなわかっているのよ。ほんとうはね。これからのこともこれまでのことも。神様が目隠ししているだけなのね。せいぜい楽しみなさいって。』


    ハチ公の最後の恋人の続編!
    といっても、マオたちの一個後の世代がメインの話ではあるけれども。
    この話を読んで、ハチ公の最後の恋人がまた好きになった。
    もう一度読み返さなきゃ♪

    テトラちゃんの名前の不思議さに釘付けだったわたし笑
    まあ、それはいいとして、ハワイという土地と、ばななさんの文章の相性の良さが引き立つ作品だったと思います。
    描写がとてもきれいで、ハワイにすみたくなった。

    悲しい話なんだけど、死は、そこで終わりじゃなくて、
    何かをもたらしてくれるときもあるんだと思った。
    終わりははじまり。

  • 徹頭徹尾、生者が死者と対話するお話だったと思います。ここまで死者を意識したばななさんの作品ってあったかなあ。別れた二人が再び出会う話でもあり、別れもやっぱり死に近いように思う。やっぱり死者の話だと思う。それをハワイという場所を舞台に書かれたことに、とても関心があります。ばななさんで地名が具体的に書かれてるのって珍しいような気がする。

  • 前に読んでた。
    ハチ公の最後の恋人の後日談⁉
    ずっと前に読んだので内容忘れてしまってるから。
    よしもとばななさん。久しぶりに読んだ。読んでたら安心する。2013.1.27

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