スカイ・イクリプス

著者 :
  • 中央公論新社
3.74
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本棚登録 : 1634
感想 : 156
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  • Amazon.co.jp ・本 (245ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120039447

作品紹介・あらすじ

綺麗だ。濁ったものはここにはない。なにもかも、消えてしまったから。美しい。空しかない。

感想・レビュー・書評

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  • 記憶って、歳を重ねてついていく傷なんだ

  • シリーズの順番がわからず最初に読んでしまい、このシリーズの世界観に染まれないまま読み切ってしまった‥
    切なくて、多くを語らないのが翻訳小説のようだった!

  • シリーズ初めから読んでみようと思う。感想はそれから。

  • シリーズものだと知らず、こちらだけ読んだのでなんとも...

  • スカイクロラシリーズの番外編、内容はあまり本編には関係なくシリーズ登場人物のとある日常といった感じで淡々と進行する短編集といった感じ。だけど最後の話で本編でのその後の消息が気掛かりだった人物登場でホッとした、と言うか少し涙ぐんだ。最後の会話も森博嗣ならではでヤッパリ大好きな作家です。

  • スピンオフの短編集。ティーチャがちゃんとお父さんをしていたのが意外で、でも安心しました。

  • 結局のところ、草薙は栗田で栗田はカンナミだったのか…?短編集であり、物語を補完する巻であると思っていたけれども結局謎のまま終わってしまった感じ。

  • 私的には何も解決しなかった…!

  • ★2014年10月28日読了『スカイ・イクリプス』森博嗣著 評価B
    スカイ・クロラシリーズの6作目。そろそろこのシリーズも最初に読んだ作品がまぜこぜになって、どこでどのような話になっていたのか?わからなくなってきた。
    もともとの話が、時間的に行ったり来たりする作りになっているため、私の頭の中では、ストーリーがますます混濁、混迷を深めている。
    やはり、シリーズものは一気に続けて読まないといけないと反省。ただ、借り物なので、あまり贅沢は言えない。借りたい時に全てが揃って借りられる訳ではないですからね。
    戦争が見世物になっている世界で、キルドレと呼ばれる年をとらない少年、少女は、戦闘機乗りとして、使い捨てにされているが、そんなことには構わず、空で踊るように空中戦を戦い、自らの命を落としていく。
    その中で、歴戦の強者戦闘乗りで、クールな女性であるクサナギは、ある人物の手引きで、普通の人間に戻る薬を飲み、次第にかすかな過去の記憶を回復しつつ、以前の知り合いフーコのところへたどり着く。

  • 終末と結末の詰め合わせ。ちょっと正直読みたくなかったかも。私の好んでいた停滞感(よく言えば不変性)が損なわれている。地上ではなく空の話が好きな私としては悲しかった。諦めと妥協の中に未来はあるというのか……。

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著者プロフィール

工学博士。1996年『すべてがFになる』で第1回メフィスト賞を受賞しデビュー。怜悧で知的な作風で人気を博する。「S&Mシリーズ」「Vシリーズ」(ともに講談社文庫)などのミステリィのほか「Wシリーズ」(講談社タイガ)や『スカイ・クロラ』(中公文庫)などのSF作品、エッセィ、新書も多数刊行。

「2023年 『馬鹿と嘘の弓 Fool Lie Bow』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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