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夢は枯れ野をかけめぐる についての感想・レビュー・書評


夢は枯れ野をかけめぐる
86人が登録 ★3.32

著者: 西澤保彦 
本 / 中央公論新社 / 315ページ / 2008年08月発売
ISBN/EAN: 9784120039713
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評価平均: 3.32
登録数: 86
レビュー数: 22
価格: ¥ 1,680 (参考価格:¥ 1,680)

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みんなの感想・レビュー・書評

toluckyさんのレビュー 2 読み終わった

純文読んでるんじゃないんだから、もう少し夢のある話が読みたかった
西澤作品なのに名前が普通、 おっさんモテすぎ

arrows7banさんのレビュー 3 読み終わった

老舗の百貨店を48歳の若さで早期退職希望者の募集で辞めた羽村祐太。気の優しい性格で自分に自信のない男だが人から頼まれたら快く受けてやる。そん彼の両親、友人、近所の人たちが年をとり夫婦だけでの生活、痴呆、介護とだれでもがいずれ迎える最後は寂しい話。

柏葉さんのレビュー 3 読み終わった

小心者で用心深いが故に出世してしまい、早期退職し十分な貯金を崩して生活する中年男の話。短編集だが、舞台も登場人物も繋がっている。
歳をとることの悲哀がテーマかと思われる。こういう作品を読むと、筆者はいくつなんだろうと思う。

お金を貯めて、単調で平凡な日常を過ごそうとする主人公は好き。

小鈴さんのレビュー 4

淡々としたリアル感。地味なのに何故か凄く引き込まれて、一気に読み終わりました。

chikaさんのレビュー 3 読み終わった

認知症、介護、孤独死など、高齢化社会に於いての様々な問題と日常の謎を掛け合わせた作品ばかりです。読んでいる間は謎より問題の方が気になって、読み終わった後は謎より問題の方が印象に残って、という感じでした。果たしてミステリにする意味はあるのかとは思いましたが、多少なりとも高齢化社会について考えるきっかけにはなったので、結果的には読んで良かったのかな。

miyasinさんのレビュー 読み終わった
utabonさんのレビュー 4 読み終わった

48歳独身リストラで失業。と、非常に地味な主人公だけれど、どこか魅力のある、あたたかい人柄で、皆から慕われて好かれるのが納得できるなぁと思った。短編のそれぞれでストーリーがリンクしていて、登場人物それぞれの背景が徐々にわかってくるので、続きが気になってグイグイと読めた。他の西澤さんの作品でもそうだけれど、人間の死に関してを考えさせられる。

taka3035さんのレビュー 読み終わった

北見隆さんの表紙を見て、さっと手にとりました。たいてい外れないです。
身につまされる話がいっぱい詰まってました。
「その日、最後に見た顔は」だけ、探偵役も違うだけにちょっと違うかなと。因縁深い話でした。

sunaoasiaさんのレビュー

ゴミの話。なんだか話がばらばらしてまとまりがなかった。主人公の羽村某の性格がなぜか気に入らない。ということで読んでいてもあまり身が入りませんでした。

雑兵Aさんのレビュー 3 読み終わった

西澤先生、お願いだからハッピーな話を書いて下さい!

描かれているテーマが大変に地味。介護とか。
けど私たちに避けられないことだし、いま誰かが関わっているテーマのはず。
地味だなんてとんでもない、のかも知れない。

けど自分はミステリを読む時は非日常を体験したいのです。
山奥の洋館や、大海原の客船とか。

連載されていたものをまとめており、多くの章は何かしらのカタルシスを感じられるように作られていて安心していたら、最終章でやってきた。西澤先生の黒さ。
想像次第で如何様にでもなる結末なので「真っ黒」とまでいわないけど、もう少しナントカ・・・

そんなこというなら西澤保彦を読むなといわれそうだけど、好きだからなあ。

mika22さんのレビュー 3 読み終わった

高齢化社会に対する警鐘でしょうか。日常にある謎を扱ってはいるけどテーマがヘビー。
謎解きは「おぉ、なるほど!」と思ったり「ん?」と首を傾げたりマチマチかな。西澤さんよく知らないからなんとも言えない。

ao-nekoさんのレビュー 読み終わった

日常の謎ミステリ、ですが。この「日常」……リアルですね。失業問題介護問題高齢化社会、と現代日本が抱える問題てんこもり。特に高齢者の生き方についての部分が痛々しくって。「誰もがいずれは行く道」ということもあって、少し怖くなりました。
お気に入りは「その日、最後に見た顔は」。とんでもなく怖い物語です。きっとこれが真相、と決まったわけではないのだと思うけれど。真相でないと決め付けることもできない。曖昧な分、余計に怖さが引き立ちます。そう思えばタイトルも怖い。

tamausaさんのレビュー 3 読み終わった

幼い頃のトラウマから、節約してお金を貯めるが趣味の主人公、48歳独身男性。
結構有名なデパートマンだったけど、早期退職に名乗りをあげて現在無職。
そんな彼に同窓会で再会した女性がとあるアルバイトを持ちかけ・・・というのが最初の話。
これはまぁ、よかったんですが。
連作短編なんですが、かなり繋がりがあって、最後の話など40年後の話。
年齢が年齢だけに、老い、痴呆、介護といったキーワードがずんずんのしかかってきて(本人は幸い?元気なんですが)、近しい将来を思ったり、去年亡くなった祖母を思ったりしてちょっとしんどかったです。

装画 / 北見 隆
装幀 / 中央公論新社デザイン室
初出 / <Web小説中公>2007年1月号〜4月号・9月号・10月号、2008年1月号・2月号・4月号・5月号、書き下ろし1本

永杜さんのレビュー 5 読み終わった

リストラされた、と周囲には説明している
早期退職した49歳。
彼が同窓会で同級生に会った事が、始まりでした。

短編になっていて、1話1話視点が変わっていきます。
近所の人、その子供、同級生の娘。
そうして最後に戻った彼視点ですが
きれいさっぱり騙されました。

あれ? と思ったのは確かなのですが
違和感を抱えたまま読み進み…。
最後に、あぁと納得。
このやり口に、いつもいつも騙されます。
短いせいか、読みやすかったです。

どりさんのレビュー 読み終わった

老人問題連作ミステリ!
えせヘルパーですが、身につまされた……
さすが西澤さんだー

ナミダさんのレビュー 4

西澤さんの連作短編集。謎は優しい雰囲気だけど、テーマが中々にヘヴィ。でも西澤さんらしい安定感があるので一読の価値はあり。

みなぞうさんのレビュー 5 読み終わった

 家族同士の関係は、近しいものゆえに分かり合えない部分が多々ある。 そんな違和感は普段もやもやと感じられるだけで、自分自身でさえ文章にはなっていないことが多い。 それら家族に対する心の綾をミステリー仕立てで書ききったのが本著である。 リストラに遭い失職中の主人公のかつての同級生やご近所さんのうちに、ちょっと異常というか不思議な行動をとる人がいる。 ゴミの分別を依頼する主婦。 親に車を預ってほしがる男。 理由がわかってみれば特に謎でもなかったりして、そういうこともあるかもと思う。 表題作は大ケガをして死の床にある女性の、主人公への想いが伝わってくるほろにがいラストです。

さおりさんのレビュー 3 読み終わった

老いとか、介護とか、老々介護とか、
いずれ考えなくてはならないけど、そればっかり考えても生きていけないし。
でもそう遠くはない未来に確実に起こるし。

ああ、…重い。

あおさんのレビュー 3 読み終わった

40代独身身寄り無しの男性が長年勤めた百貨店を辞めた。
気まぐれで出た同窓会で、かつての同級生から不思議ななバイトを頼まれる・・・。

タイトルに目が留まって借りてみた。
飄々として面白かったのだが、
最後の1章は変に凝ってて(でもすぐ先が読めてしまい)、
蛇足に感じてしまった。

【図書館・初読・10/2読了】

もん太さんのレビュー 3

西澤さんがフツーのシリーズものじゃない小説を・・!登場人物も一般的な名前で、性的なねちっこさが絡んでいない・・。しかも、老後・介護なる社会的問題を孕んだミステリ作品ですよ。なんとなく腕貫探偵シリーズのような雰囲気もあるし、羽村祐太の性格的にのんびりと平和な話かと思いきや、むしろすごく暗いし。最初の短編の印象と、最後の表題作の印象がガラっと変わる。いくらなんでもそれくらいの事情でこの行動は非現実では・・とか、その推理は穿ちすぎでは・・とか思う話もいあったけど、面白い!最後には度肝を抜かれました。

あおいさんのレビュー 4 読み終わった

主人公羽村は早期退職者。そんな彼を中心に展開する連作。いつもながら見事。
すっごい面白かった。ミステリーなんだけど、謎解きがされない場合もあって、なかなかすごい。

hmurogaさんのレビュー 5 読み終わった

2008/09/01読了

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