炎情: 熟年離婚と性

著者 :
  • 中央公論新社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120040344

感想・レビュー・書評

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  • 367.4

  • 「快楽」に続く第二作目。
    相変わらずぼんやりした筆者で、
    時々「天然?」とか「このトシでカマトト?」とか思うのだが。(笑)

    集まってくる事例がさらにパワーアップしてて、一気に読んでしまった。
    今回は、中高年のセックスだけではなくて、
    それも関与するけど、ターゲットは熟年離婚。

    私も熟年離婚した口だけど、
    いやー世の中にはこんな理由で離婚する人がいるのね、と。
    自分なんかかわいいもんだった(離婚理由を人に言える点で)と思いました。
    中には人にも自分の子にも言えないような秘密を抱えてしまって
    とても苦しそうな人達もいて、彼らの人生は何だったんだろうと思ったりもする。
    もちろん、だからこその熟年離婚で、そしてだからこそ第二の人生は輝いてほしい。

    同世代(40代~UP)にはぜひ読んでいただきたい本です。

著者プロフィール

工藤美代子(くどう・みよこ)
昭和25(1950)年東京生まれ。ノンフィクション作家。旧チェコスロヴァキア・カレル大学を経て、同48年からカナダに移住し、バンクーバーのコロンビア・カレッジ卒業。『工藤写真館の昭和』で第13回講談社ノンフィクション賞受賞。そのほか『国母の気品 貞明皇后の生涯』『香淳皇后と激動の昭和』『美智子皇后の真実』『美智子さま その勁き声』など著書多数。

「2021年 『女性皇族の結婚とは何か』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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