夜の終焉 下

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著者 : 堂場瞬一
  • 中央公論新社 (2009年10月26日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (339ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120040696

夜の終焉 下の感想・レビュー・書評

  • 後半は益々加速しました。なるほど、そう云うことだったのかと感心もしました。前半も悪くなかったけど、後半は本当に良かった。引き込まれました。これはドラマ化、ありでしょう!

  • 2014.12.22再読
    加害者の子供は親の罪をどこまで背負わなくてはいけないのか。被害者でありながら世間からバッシングされる子供に罪はあるのだろうか。子と親が逆転しているなら話は全く別だけど、19歳の少年にあのとき会社を背負えたんだろうか、と思うと難しい。子を持つ親の責任というものを考えさせられた。ただ、もっと加害者家族と被害者家族の二人を中心にした展開にして欲しかった。二人の絡みが呆気なかった。

  • 2012.02.14読了。最後元カノが出てくるのはわかったけど、こう繋がったかーと。綺麗にまとまってました。

  • やっぱりね!!

    主人公の心理的変化は突然だという風には感じなかったし、
    感情移入して涙も出てしまったけれど
    作品の長さから考えるともう少し丁寧に描いてあっても良かったような?
    いやそうするとわざとらしくなるのか?

    怨むべき、憎むべき相手がこの世にいないと
    処理できない消化できない思いは募ってしまいバランス崩れるんだろうな。

    とは思っても私の憎い相手が生きててくれて良かったとは思わないけど。


    みなさんのレビュー読むまで、ちょっとしたシリーズ物だとは知らなんだ。
    ちょっと損した気分。。。

    面白かったです。テーマがとてもよかったと思う。

  • 上巻を読んで、どうなることやら…と思いながら下巻読了。まさか娘だとは。なるほど。そこを持ってきたか、と。殺人事件の加害者家族と被害者家族それぞれの物語…っていう帯に惹かれたけど、そのあたりを中心に物語を進めて欲しかったなあという感想。もっと複雑に、両者が絡み合うかと思ったけど、そこまでの高揚感はなし。堂場さんワールドで面白かったけど、結構期待した設定だけに、物足りなさが残りました。

  • 何かに逃げているだけでは何も変わらない。それどころか、ますます自分の存在感が薄れてしまう。きっかけはなんでもいい。立ち向かえば、明日は開ける。

  • #読了。”汐灘サーガ”シリーズ第3作。20年前に起きた殺人事件。犯罪者の息子、被害者の息子は故郷汐灘を離れ暮らしているが、ある事件をきっかけに二人が汐灘で交錯する。対照的に生きているように見える二人の心に潜む、屈折感のようなものが上手く描かれていた。しかしながら、少し似ているなど、そういった描写が全然ないのは不自然な気が。。。

  • 汐灘サーガの3作目。その下巻。
    上巻の説明的もどかしさから、一気に加速して読めた。堂場ワールドだなぁ。
    2人の出会い方が後半ギリギリだったこと、エンディングをもう少し丁寧にしてくれたらなぁということはあるが、
    特段の不満はない。
    両方の立場を、かなりお節介な脇役を動かして描き分けたところは作者の力業だろうな。
    秀作。

  • ラストは思いがけないところで登場人物がつながっていたが、盛り上がりにかける。加害者と被害者の家族の心境が描写されている。

  • 汐灘で、両親を惨殺され、世間は被害者より加害者に同情的で故郷で居場所を失い、会社を継ぐことを拒否し、故郷を捨て人間関係も絶つように夜間営業の喫茶店を営む男。ある日店に現れた若い女性が店を出た直後に交通事故に遭い、意識不明になる。彼女の身元は不明、ヒントは汐灘の地図。彼女の身元を明らかにするために、葛藤を抱えながらも20年ぶりに故郷へ向かう。
    一方、惨殺事件の犯人の息子。事件当時すでに司法修生だったが、検事の夢はあきらめ弁護士となった。故郷には戻っていないが、死刑になった父のことも隠さず堂々と生きてきた。しかし故郷汐灘で父の起こした事件と似た状況の惨殺事件が発生。犯人の弁護の手伝いを頼まれ、汐灘へ向かう。

    自分と向き合うことさえ拒否してきた男、向き合ってきたと信じてきた男、交わらなかった二人の人生が汐灘で交わる…

    そして「夜」が終焉する。

    あまりにも重い状況ではあるが、人間の心理はよく書けていて、ぐいぐいと作品世界に引きずりこまれ、上下巻のボリュームも忘れ、一気に読んでしまった。ヒューマンドラマにでも分類すべきか。力作である。

    追記
    文庫化で再読。初読時とちがい、展開が気になって読むのが止められないということはなかったが、重いテーマでありながら、やはり引き込まれてしまう。そして再読了後も評価は★5つ!

  • まあ、面白かったです。

    謎の少女の正体は、まさかというか、やっぱりというかの展開でした。

    全体的に重い雰囲気なんだけど、堂場作品としては珍しくラストは前向きで終わったぞ(笑)

  • 犯罪者の息子が弁護士になり,被害者の息子は人との交流を拒み続ける・・・・悲しみ・憎しみを越えた物語になっていた。最後でいつもホッとさせてくれる堂場さんの物語。読後感はとてもよい感じ・・

  • 上編を興奮しながら読み、次は?次は?と下編を読む。
    うーん、思ったより、盛り上がらず。
    川上と真野が出会うシーンは、ちょっと、ナン、だ。
    真野が「逃げた」上、刺してしまう、という事実もあるだろうけど、「対立」した会い方にして欲しかった。
    怪我をした子が実は娘だった、というのも出来すぎ。
    加害者と被害者家族というそれだけの視点で描いて欲しかったなあ。

    この小説は汐灘第三弾、ということなので、あと2編を読みたい。
    これって、筑波の近くあたりの設定だよね?
    ・・・筆者は茨城出身でした。

  • 父が殺人を犯し、検事になることを諦めた川上譲は東京で弁護士をしていた。そこに舞いこんだ故郷・汐灘からの依頼。彼は20年ぶりに汐灘に向かう。犯罪被害者と加害者双方の家族が抱える深い闇を描く。「汐灘サーガ」第3弾。
    想定内のオチに失望…というか、主人公がどうしてそう感じそう行動するのか理解できなかった。「汐灘サーガ」第3弾とあるので、前の2作を読んでいれば少しはわかったのでしょうか?
    (C)

  • 汐灘サーガ第3作。
    今回は過去の事件の加害者と被害者の息子たちの複雑な関係が丁寧に描かれており、今までの堂場作品とは,少し違った雰囲気。
    読ませる作品なので、時間がある時にじっくり読んで欲しい一作。

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