達人山を下る

著者 :
  • 中央公論新社
3.21
  • (2)
  • (9)
  • (16)
  • (6)
  • (0)
本棚登録 : 64
感想 : 13
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (237ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120041228

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 42年ぶりに孫娘のために山を下りた古武道の達人が痛快な活躍をするお話。家族や周りの人間がみんな単純。まあ、なんか虚しくなる感じはあるけどね。達人の必殺技がお下劣。

  • 室積光作品、初読み。
    昇月流柔術の達人・山本俊之が70年の修行の果てに辿り着いた最強の技!!確かに、学校、家庭や社会で活躍されている者にとっては恐ろしい技です。

    読後に気持ちを暗くさせない、このような作品はもっとあってもいいと思う。
    愉快で痛快、面白い作品でした。

  • スラスラ読める娯楽小説。再読にあたりそれ以上を求めてみたが、わたしにはダメだった。

  • 本屋でちょっと立ち読みをして、面白そうだったので図書館にリクエストを入れた本。
    でも、ずっと借りに行くのを忘れていました。

    思った通り、面白かった。
    何というか、荒唐無稽?
    じーさん、強すぎ。
    あまりにもあり得ない展開に、突っ込みを入れるのも忘れて、かえって楽しく読めた感じです。

    オウム真理教事件がモデルになっているので、菊池直子・高橋克也容疑者が逮捕されたこの時期にたまたま読むことになったのも感慨深いものがあります。

著者プロフィール

1955年山口県光市生まれ。本名の福田勝洋名義で、俳優としてテレビ・映画に多数出演、また劇団「東京地下鉄劇場」を主宰し劇作家としても活躍。2001年『都立水商!』で作家デビュー。同作はコミック化・ドラマ化もされヒット作となる。主な作品に『史上最強の内閣』『史上最強の大臣』『ドスコイ警備保障』『埋蔵金発掘課長』など。

「2022年 『森の石松、社長になる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

室積光の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×