チャイナ・インパクト

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著者 : 柴田聡
  • 中央公論新社 (2010年10月発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (298ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120041631

チャイナ・インパクトの感想・レビュー・書評

  • 中国経済についての実情を把握できた。
    が、今となってはもうこの本の内容は数年前の話。また新しい情報をアップグレードをしないといけない。

  • 新着図書コーナー展示は、2週間です。
    通常の配架場所は、3階開架 請求記号:332.22//Sh18

  • どうしても日本は反中の目があるから、本書で書かれているような中国政治・経済が良くできていることを冷静に語れていない。
    一党独裁がゆえの、意思決定の迅速化と経済ネットワークへの普及など、敵国と見るならきちんとこうした分析も必要だと思う。
    中国の外貨準備額は2.4兆ドル。日本の倍以上。
    このような大国にGDPが抜かれることに悲観を覚えることはない、は正論。
    真正面から戦うことなど必要ないから、上手く利用して日本もあがっていけばいいんだけど、北京オリンピックの後に中国は破たんするなどの本が平気で売れていたりして、どうしても感情論が優先する日本には難しいかな。

  • 中国がどうやって経済を発展させているのか、その仕組みを知ることができる。一党独裁による批判のなかで、それでなければなし得なかった経済の成長、リーマンショックからのV字回復などを解説している。

  • リーマンショック以降の中国経済を
    分かりやすく解説した一冊。

    学術的な文章ではないことも
    読みやすくしている要素かもしれない。

    リーマンショックによって先進諸国が大不況に陥った一方で、
    中国は最悪な状況には陥らず、V字回復を実現させた。
    その要因は、著者の柴田氏曰く、
    共産党による一党独裁による迅速な政策対応と
    財政投融資が功を奏したと言える。

    しかしながら、必ずしもポジティブな要素だけではない。
    人民元の過大評価がもたらす中米間の対立、
    また、都市部と内陸部に生じる所得格差。
    このような問題がこれからの中国経済にジレンマを生じさせる。

    中国に対して、今後慎重に注視していくべきだろう。

  • 本書を読んで一番印象に残ったのは、「政経一体システム」に関して。
    中国では「政と官」の区別も殆どなく、
    共産党と政府による強力な「国家」が、経済分野も指導する仕組みとなっています。
    そのシステムがあったからこそ、
    2008年のリーマンショックを起源とする金融危機への対処において、
    迅速且つ効果的な対策を採れたのです。

    そこで抱いた疑問が、日本でも同じようなシステムが取れないか?ということ。
    是非はともかく、現実問題として中国の「政経一体システム」という新しいモデルが、
    今の成長を支えているとともに、今後世界をも支えていくことは間違いありません。
    当然、歴史、文化、政治等の違いがあり、
    全てを同じにすることは不可能がありますが、
    参考にできる点も多いのではないかと感じました。

    特に私自身注目したのが、「国家発展改革委員会」。
    どういった組織なのかは本書に説明を譲るとして、
    個人的には、日本にも同様の力を持った組織があってもいいのではないかと思いました。
    ま、今の日本では不可能だと思いますが。

    そんな感じで、著者も述べている通り、
    今の中国を、バイアスなく的確に理解でできるのが本書です。
    中国のテキストと思い、読んでみては如何でしょうか?

  • 中国政府の組織構造、中国経済の構造と国家戦略、課題等がとても分かりやすく書かれていた。
    世界の中の中国が浮き彫りになっており、とても勉強になった。
    2010.11

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チャイナ・インパクトの作品紹介

日本を抜き世界第二位の経済大国になる中国。想像を超える行動と驚異的な成長を支える国家システムの秘密がいま明らかになる。

チャイナ・インパクトはこんな本です

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