アンダスタンド・メイビー 上

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 1083
感想 : 162
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  • Amazon.co.jp ・本 (367ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120041679

感想・レビュー・書評

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  • 面白いというより、なんとなく続きが気になるから読み終えてしまった。黒江の日記を読んでいるという印象で、彌生君も羽場先輩も賢治君も浦賀仁も…黒江にとってどういう意味があるのかよく分からない^^;でもよく分からないことが分かるかもしれないので、下巻も読んでみます。

  • 羽賀先輩が素敵。


    固くて深い文章が好きって人にはあまり向いてないかもしれないです。

  • 田舎の女子中高生のイタイ話。テイストがややケータイ小説風(って読んだ事ないけど)。話題の作家なので試しに読んでみたんだが、中年男にはどうも合わない感じ。とりあえず下巻も読んでみる事に。

  • 愛と浄化と再生の物語。息子よ、君が大人になって誰かのことを本当に好きになった時、この本を読んでみてください。きっと大切なことに気づくと思います。間違いなく島本さんの代表作になると思います。まだこの本しか読んだことないけど。

  • 軽く楽しい話かと思ったら、どんどん重くなっていくのね。
    下巻に期待。

  • 駆け抜けるように読んだ。続きがとても気になる。

  • この著者の小説を初めて読みました。
    読み始めたら続きが気になって,一気に読みました。
    そういう意味では面白い小説だと思いますが,
    主人公が性暴力に遭うシーンが複数回あって,閉口しました。
    何度も読み返したい小説ではないです。
    でも主人公の今後が気になるので,下巻に期待します。

  • 主人公視点で語られていて、
    その表現は落ち着いていて、、
    周りの人物の描写はとても的確で伝わってくるのに、
    主人公だけが何考えているのか分からない。
    冷静に周りを見ているようでありながら、
    なんでそちらに行ってしまう?という行動の連続。
    主人公視点なのではっきりとは語られませんが、黒江は見た目だけではない色気をまとった人なのだろうな。

    まあ描写が的確なのは主人公ではなく作者であるわけで、
    同じ行為でも相手が好きな人かそうではないかで全然違う、
    と生々しいほどに感じさせる表現力は凄い。

  • ある女の子の愛と成長の話。
    上巻は中高生くらいまで。

    何だか主人公が危なっかしくて、ハラハラさせられる…。
    下巻が気になります。

  • 親子の確執、DV、誘拐、宗教…あまりにもたくさん重いテーマが詰め込まれていて苦しい。
    でも、島本さんのさらさらと綺麗で時々ユーモアも込めた文章のお陰で、読むことができた感じがする。

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著者プロフィール

1983年東京都生まれ。2001年「シルエット」で第44回群像新人文学賞優秀作を受賞。03年『リトル・バイ・リトル』で第25回野間文芸新人賞を受賞。15年『Red』で第21回島清恋愛文学賞を受賞。18年『ファーストラヴ』で第159回直木賞を受賞。その他の著書に『ナラタージュ』『アンダスタンド・メイビー』『七緒のために』『よだかの片想い』『2020年の恋人たち』『星のように離れて雨のように散った』など多数。

「2022年 『夜はおしまい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

島本理生の作品

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