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- Amazon.co.jp ・本 (484ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120043109
感想・レビュー・書評
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ときおりうなずける主張もあるけれど、大半は何だか論理の飛躍があったり、意味不明の抽象論だったり。
文章としてよくわからんところ多数。評価不能っす。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「社交する人間」につづき、山崎さんの大著。文明を科学技術の発展や国の大きさなどで区切らずに、人間の活動そのもので俯瞰しようとする試み。自分には難しすぎたが、なるほどと思うところをいくつか。人を「する存在」と「ある存在」に分けて考える。個人的に思うのは、イチローは打ったり走ったり守ったりという「する存在」としても凄かったが、「どうあるか」という点でも凄かった。これは大事だ。都市化が進むと氏族や民族、地域社会から切り離される。そうすると二つの正反対御方向に分裂する。一つは大衆運動(衆愚)、もう一つは内面(宗教的なもの)。どちらも行き過ぎると事件になる。これは、オウム事件や昨今の過激なデモ・ヘイト運動などを見るとうなづける。