- Amazon.co.jp ・本 (253ページ)
- / ISBN・EAN: 9784120043215
感想・レビュー・書評
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借本。
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震災を跨いだ川上未映子のエッセイ集。独特の語り口が、苦手な人は苦手だろうが、合う人にはクセになる。
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詩を読んでいるのか?と思わせるような内容もあったり。文章が、と言うより単語の連打を感じるエッセイ。ホント、川上さんにとって、もっとも余計なお世話だと思いますが、もう少し外の空気、風や太陽の暖かさを感じて過ごせばいいのになぁ、と。
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ふわふわとした、独特の文体のエッセイ。リズムを保ち、流れるように読むのがいいかなぁ。椎茸がその後どうなったのか、気になる。
あとがきに凄くびっくりすることが書いていた。 -
川上さんの食に関するエッセイだとか。といっても、食の他にもたくさんのことが書かれています。
川上さんの文章は目が覚めるような、素敵な表現が多い。
そしていつも切なくなれるので静かなところで読んでます。
あー、やっぱり川上さんのエッセイ大好きすぎる。 -
これが言葉のやつの強いところ、言葉のやつの凄いところ、何もかもを狂わせてどうじに何もかもを本当にして、これがすべてとくるむところ。
(P.105) -
120718*読了
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ネットで公開されていたエッセイ集。
作家の感受性の一端を垣間見た気がした。
作者は、感情の細かな移ろいをきっちりと観察したかいつも試されている気がするという。努力というより一種の強迫観念が豊かな表現の源なのだろうか。
そして、踊るような言葉の使い方。
作家の才能というものは簡単なエッセイにこそ現れるのかもしれない。
折角なので旦那さんの「シンセミア」を読んでみよう。 -
エッセイです。
かなり自由な感じで適当な感じで、食に関するエッセイという位置づけのようですが、食に興味がないと言いきるだけあって無関係な話題がほとんどです。
発光地帯の続編。前作同様に装丁がセンスがあり、キレイです。
ダラダラと整理されないまま綴られる文章。それでもハッとしてしまうところが川上さんの魅力。テーマは不要に思います。
以前のエッセイよりもぐるぐると哲学的に考える行為が減っていて、アクは少なくなってるような・・・。
椎茸に電流ラムちゃんが笑えました。
暇なときにササッと読める軽さです。 -
すべてが気分のことだもの