奈落の顔 - 高瀬川女船歌

著者 :
  • 中央公論新社
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  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120043635

作品紹介・あらすじ

夏の夜、付同心の太兵衛ら東町奉行所の捕り方が、盗賊団の隠れ家を取り囲み一網打尽にしようとしたその時、螢を追って八人の子どもたちが通りかかる。その中に息子・仁助の姿を見た太兵衛は思わず立ち上がり…。無邪気な息子が父を地獄へ突き落とす。親子の絆を問うシリーズ最新刊。

感想・レビュー・書評

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  • 澤田さんが描く
    物語の中の人物が優しい

    人間とはこうありたい
    人間ならそれだけはいかん

    心が洗われる
    いや
    心を洗濯したいときに
    読みたい一冊です

  • 宗因さんはいつになったらお時と一緒になるんだろうか?

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著者プロフィール

1946年愛知県生まれ。愛知県立女子大学(現・愛知県立大学)文学部卒。75年「石女」で第24回小説現代新人賞、82年『陸奥甲冑記』『寂野』で第3回吉川英治文学新人賞を受賞。古代から近世を舞台に、資料を駆使した独自の視点による歴史小説を執筆。

「2017年 『似非遍路 高瀬川女船歌九』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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