英連邦 (中公叢書)

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著者 : 小川浩之
  • 中央公論新社 (2012年7月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120044113

英連邦 (中公叢書)の感想・レビュー・書評

  • 1930年代の国際危機の際にイギリス政府が融和主義的な政策をとった背景には深刻な財政難や軍備拡充の遅れ、市民の平和的志向、孤立主義が根強く残るアメリカへの不信感などに加えて、帝国と英連邦を重視する伝統的な戦略思考があった。
    英連邦諸国はお互いを外国とみなさず、それぞれの首都には大使ではなく高等弁務官を派遣する。

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英連邦 (中公叢書)の作品紹介

英連邦とは、イギリスと過去にその帝国支配下に置かれた国々が中心となり形成される国家間の「自由な連合」である。それはかつて「王冠への共通の忠誠」によって結び付けられ、現在でも、イギリス君主がその「自由な連合の象徴」となっている。その加盟国は世界各地の54ヵ国におよび、近年では、先進国と途上国、大国と小国を包摂するフォーラムとしての意義も注目されている。英連邦という独特な存在を通して、イギリス帝国の着地点を探り、また現代世界の課題に対応するための手掛かりを見つける一助となれば、著者として望外の喜びである。

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