立花隆の書棚

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著者 : 立花隆
制作 : 薈田 純一 
  • 中央公論新社 (2013年3月8日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (650ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120044373

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立花隆の書棚の感想・レビュー・書評

  • 立花隆さんの「ネコビル」に納められている大量の本を書棚別に立花隆さんがすべて解説しているという本。
    書棚の写真もたくさん収録されているのですが、写真の撮り方も独特で、書棚一段(1ブロックというのかな)につき1回シャッターを切って、タイトルがぼけないようにピントを合わせた写真を加工してつなげた書棚の写真になっている。
    せっかくの書棚写真なのにタイトルがぼけてて見えない!というイライラが0になる撮影方法。

    立花隆さんは1冊本を書くたびに書棚ひとつぶんの本が増えるという仕事のやりかたをしているらしく、その書棚の本とその本に関連した仕事のエピソードがつづられている。

    脳、イスラム教、キリスト教、ラファエル前派、猿、共産党、田中角栄など。

    コリン・ウィルソンを通してウィトゲンシュタインと出会うって、なかなか珍しい出会い方だと思う。

  • 所蔵本の圧倒的な量に凄いとしか言いようがない。本棚に囲まれた書斎で、好きな音楽を聞きながら、読書できたら最高。いつか、そういう環境を構築したい、、、と思っていたが、今はKindleが便利すぎて、十分、満足かな。知足、知足。

  • 2013年刊。◆詳細に撮影した書棚を掲載する一方、著者自身の書棚(ネコビル+α)及び、そこでの所蔵書を解説していく。◇帯に「書棚は持ち主の知的財産の断面なのだ」とあり、それ自身はそのとおり。ただ、本書に関して言えば、如何せん解説の分量が少なすぎる。冊数からすれば詳細な解説は不可能であると思いつつも、中途半端というか、隔靴掻痒というか、食い足りないというか…。◇もっとも、著者お勧めの書の内、読みたい本は過去の著者本に加え益々増加したのは確実。ファインマン、アインシュタイン、ウェーバーと各国スパイ関連がそれ。

  • 立花隆さんの世界観や人生観を書棚で感じた思い。この本を出したきっかけの深いところを知りたくなった。いつまでもお元気でいてほしい方です。

  • 桁外れの本の数、ジャンルの多様性、そして著者の知識量に圧倒される。
    現場取材を伴う実践的な知識も多いから余計に深みがある様に感じる。

    とても真似はできないが、自分が興味を持った事については、反対意見も含めて周辺情報を徹底的に調べる姿勢には勇気をもらった。
    一言でいうと「こだわることの大切さ」でしょうか。

    読み終わるのがすごく惜しく感じる本でした。

  • 猫ビル。圧巻。

  • もしも許されるなら
    人の本棚を眺めたりするのが好きだ
    そこには自分の知らない世界が広がっていて
    知っていても違う見え方のする世界があって

    以前「人の本棚に赤川次郎があると幻滅する」
    というようなことを言ってた人がいたけれど
    ぼくはとりたててそう思ったことはない

    そして立花隆さんの本棚(タイトルは書棚)

    本のためのビルを持っている立花さん
    あまりにたくさんあるためご本人も
    10万~20万の間としか把握できてない蔵書数

    この本はその大量の本棚を(ひと棚ずつ)撮影し
    (その撮影方法の話もなかなかおもしろい)
    ここという棚について説明をしてくれるという
    本好きにはたまらない内容となっていると思う
    本棚を眺めるのが好きな人にも楽しいでしょう

    ↓続きはこちら↓
    http://dekirebane.seesaa.net/article/387770707.html

  • 圧倒的なページ数に始まり、そこに収まりきらないほどの本の数々が読む人を魅了する。

    書棚をみればその人(の人間性)がわかる、と言われるほど、書棚はその人が時間とお金を使って蓄えてきたものが何なのかということを無言のままに教えてくれる。本の種類や本の数、著者にカバー、そしてその本の内容と、本一つとっても構成している要素は多分にあり、どれ一つとっても同じものはなく、その本ならではの個性が本から溢れ出している。

    著者の本が収められているネコビルは、読書スペースと言うよりも仕事の為の書棚としての利用が多くを占めているものの、その本のどれもがジャンルを問わず多岐にわたり、見ているだけで思わず手に取り読みたくなってしまうものばかりである。著者と自身の年齢差においてはおよそ50歳と大きく開きがあるのだが、自分自身がその歳になった時に、ここまではとは言わないまでも、これに値する書棚に囲まれた生活を満喫したいものである。

  • 人んちの本棚って面白いもんだけど桁が違いすぎ
    それと資料としての本だからなのかもしれないけどマニアックすぎて自分で読んでみようと思ったのはほとんどなかった

  • 書痴が各々追い求める理想郷の一つの形。
    それを、どや、と自慢できるわ、さらに蔵書を逐一見せながら自分語りが出来るわ、何という贅沢。
    といった嘆息は得られるが、読書ガイドとしては成立しておらず、薀蓄も最新情報抜きの概論が多かったり、基本、延々と羨む(羨ませる)ための本。

  • 本の量に圧倒される。ジャンルも広い。研究ネタのために集められているものも多いが、情報収集の幅の広さに脱帽。こうした膨大な資料から生まれた著作物が信用に足ることを裏付けることにもなる。とにかく凄い。

  • 当初、著名人の書棚を撮影するというこの企画に乗り気でなかった立花隆さん。いざやってみると、その本を購入・読んだ頃に「何を考え、何に悩み、何を喜びとしていたのか、本の姿とともによみがえってくる」という体験をしたそうです。
    撮影自体も手が込んでいます。書棚の写真、一見そのまま撮影したように見えますが、実はこれ一冊ごとに合成しているのです。通常の写真だと影やピントの関係で本のタイトルが読みにくくなることがあるので、別撮りしたものを使ったという…こだわりが見えますね!(院生アルバイトスタッフ)

  • 立花隆のこれまでの仕事を本棚をとおして振り返る企画。
    いやー、立花氏の幅広い教養に圧倒されっぱなし。しかし面白い。
    そして、これまでたくさんの面白い本を読んでこられた氏を羨ましく思った。
    自分はせいぜいビジネス書、技術書しか読んでないし。

    311の原発事故についての内容は面白かった。
    福島原発はGEの設計ミスというくだりが。

    世界的にはますます原発に依存していくなかで日本はどうするのか?
    真剣に考えないと思わされた。

  • 帯に「書棚は持ち主の知的歴史の断面なのだ」とあるが、その通りだと思う。正に知の巨人だ。

  • 立花隆の著作は、テーマが面白いのでよく読んでいる。
    彼の書棚には、どのような本が並んでいるのか気になってこの本を読んでみた。かなりの厚さで手強い感じもあったが、内容は彼の著作と蔵書の関わりを中心に紹介したもので、多くの写真も収められており厚さの割に気軽に読む事ができた。また、彼の仕事が膨大な読書量に支えられていることをこの本で改めて認識した。
    著作に纏わるエピソードや自慢話、なかなか入手しにくい本の紹介、読書だけでなく若い頃は世界中を取材旅行し、見聞を広めていたことや、今だから明かされる危ない裏話も多い。
    今、何故このような本を出したか考えてみたが、おそらく人生の残りの時間を考えると、そろそろ自分の仕事の手の内を明かしたいのかなと思った。癌を患った経験を考えると、その気持ちも分かるような気がする。
    有名な作家の本棚の写真を見た事がある。棚に並んでいる本を見ると、その作家の好みや志向が判って面白いけれど、彼の書棚は資料庫の雰囲気で、あまりにも網羅され過ぎて正直面白いとは思わなかった。
    でもせっかく写真があるのだから、どんな本が並んでいるのか目を凝らして見たが、写真が細か過ぎて本のタイトルを読むのに目が痛くなってしまった。できれば、付録で虫眼鏡を付けて欲しかったなあ。

  • 新刊案内で本の表紙は知っていたが、実際の本を見て、厚さにびっくり。とても読めないのではと怯みましたが、文章は書棚を紹介する形で口語で書かれているので、読みやすい。
    大量の蔵書も勿論ですが、それぞれ今読んだかのように、的確に解説され、本当に圧倒されます。大量の情報を吸収して、知識として処理できる、すごいと、思います。

    立花氏は、かつて読んだいい本をもう一度読み返すのも悪くないが、新しい本で若いブリリアントな才能に出会う方がワクワクするとの事。既に読んでおくべき本もまだ読んでない私は、焦るばかりです。

  • 知は集積することでひとつの世界として浮かび上がる。それが、立花氏個人の頭脳の中に出来上がっていても、それを人類として共有することができない歯がゆさがある。せめて立花氏の著作を読むことなのだろう。

  • 自分もこんな書棚を作りたいものだ。

  • 書棚はその人の思想・成り立ちを写す。
    様々な分野への興味を湧かせてくれる。

  • 【本はネタ】
    わたしは著者の「青春漂流」を学生時代に読んで、人生観がかわりました。しかし、思った道に進むことはできませんでした。そういうこともあり、著者の書棚には興味をそそられます。

    この本、分厚さに一瞬たじろいでしまいますが、3分の1ぐらいは書棚の写真です。

    著者は一冊一冊読むというよりも、ある事柄について調べていたら、どんどん世界が広がって気づけば大量の本を見てしまうといった感じです。その事柄について調べる道具として本が存在しています。

    ある分野に関して全くの素人でも、300冊の本を読めばその分野の本が書けてしまうということを聞いたことがありますが、著者は専門家よりも幅広い知識を本から吸収し、その事柄について違った目線で自分の意見を述べています。

    著者はまず、調べようとする事柄についてあらゆる情報を集めます。また、それを理解するためには他の分野も調べる必要があるとなれば、他の分野の本にも目を通します。そして、集めた情報から客観的に判断して自分の意見をまとめるというスタイルです。
    したがって、実際に経験をしたわけではないが、膨大なデータから真実を突き詰め、超複雑系を整理整頓する能力に長けていると思います。
    まだ誰もよくわかっていない世界、しかし、いろいろな説は存在していて、資料もそれなりに豊富にあるが複雑怪奇なものに関して、すばらしい調査力で見事な結論を見出します。

  • さすが、知の巨人。すごいとしかいいようがない。読了後の記憶維持レベルも常人とは次元が違うと思わせる内容。 科学者が優れた説明能力を持つことは欠かせない才能のひとつ、という考えには非常に同意する。科学者に限らず、トップクラスの学者や政治家、ビジネスマンには必須と思うが、日本国内ではこの才能を磨くことにはあまり重きを置かれてないと常々思ってきた。 耳の痛い言葉が随所にあるだろうが、マスコミ関係者には是非読んでいただきたい。 

  •  
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/1/4120044378
    ── 立花 隆《立花隆の書棚 20130308 中央公論新社》薈田 純一・写真
     
    http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20130507-OYT8T00662.htm
     評・尾崎 真理子(本社編集委員)20万冊の知の拠点
     

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立花隆の書棚の作品紹介

圧倒的な知の世界。立花隆自ら全書棚を解説。書棚を前にして、語りは、境界を越えてとめどもなく広がり、語り始めると止まらなかった。

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