立花隆の書棚

著者 :
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 779
感想 : 46
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  • Amazon.co.jp ・本 (650ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120044373

感想・レビュー・書評

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  • 所蔵本の圧倒的な量に凄いとしか言いようがない。本棚に囲まれた書斎で、好きな音楽を聞きながら、読書できたら最高。いつか、そういう環境を構築したい、、、と思っていたが、今はKindleが便利すぎて、十分、満足かな。知足、知足。

  • 書痴が各々追い求める理想郷の一つの形。
    それを、どや、と自慢できるわ、さらに蔵書を逐一見せながら自分語りが出来るわ、何という贅沢。
    といった嘆息は得られるが、読書ガイドとしては成立しておらず、薀蓄も最新情報抜きの概論が多かったり、基本、延々と羨む(羨ませる)ための本。

  • 身内が大変。

  • 立花隆の著作は、テーマが面白いのでよく読んでいる。
    彼の書棚には、どのような本が並んでいるのか気になってこの本を読んでみた。かなりの厚さで手強い感じもあったが、内容は彼の著作と蔵書の関わりを中心に紹介したもので、多くの写真も収められており厚さの割に気軽に読む事ができた。また、彼の仕事が膨大な読書量に支えられていることをこの本で改めて認識した。
    著作に纏わるエピソードや自慢話、なかなか入手しにくい本の紹介、読書だけでなく若い頃は世界中を取材旅行し、見聞を広めていたことや、今だから明かされる危ない裏話も多い。
    今、何故このような本を出したか考えてみたが、おそらく人生の残りの時間を考えると、そろそろ自分の仕事の手の内を明かしたいのかなと思った。癌を患った経験を考えると、その気持ちも分かるような気がする。
    有名な作家の本棚の写真を見た事がある。棚に並んでいる本を見ると、その作家の好みや志向が判って面白いけれど、彼の書棚は資料庫の雰囲気で、あまりにも網羅され過ぎて正直面白いとは思わなかった。
    でもせっかく写真があるのだから、どんな本が並んでいるのか目を凝らして見たが、写真が細か過ぎて本のタイトルを読むのに目が痛くなってしまった。できれば、付録で虫眼鏡を付けて欲しかったなあ。

  • 博覧剛毅の頭脳をそのままの形で眺められる。実にすごい。
    読んだことのある本は、何冊あったかな?

著者プロフィール

評論家、ジャーナリスト、立教大学21世紀社会デザイン研究科特任教授

「2012年 『「こころ」とのつきあい方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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