一路(下)

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著者 : 浅田次郎
  • 中央公論新社 (2013年2月22日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (330ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120044724

一路(下)の感想・レビュー・書評

  • 小野寺一路が蒔坂左京大夫の御供頭となって、参勤交代を指揮するお話。
    面白かったぁ~エンターテイメント感満載の浅田次郎ワールドだった。

    昔の人はすごい!岐阜あたりから日本橋まで歩いて移動するのだから。
    その間にはいろんなことがあるに違いないけど...

    それぞれ個性豊かな登場人物も魅力的で、数少ない女性もすばらしい。
    表紙では顔が隠れてしまってる「乙姫」と鶴橋のくだりも良かった。
    「恋することがおなごの幸せ」と考える鶴橋が近くにいたことは、乙姫様にとって幸せなことだと思った。
    乙姫様に対する一路の真摯な対応も素敵だった。
    うつけといわれる左京大夫目線からの話も新鮮。お殿様は大変なんだなぁ~。
    上下並べてひとしきり表紙を眺めるのもまたGoodです。

  • ようやく全て読了することができました!主人公の小野寺一路の供頭としての活躍っぷりも良かったのですが、やはり名君なのか単なるうつけ者か謎のお殿様の全ての達観した立ち振る舞いが良かったですね。参勤交代の儀を終えた後のお殿様の立ち振る舞いも、また見事でありました。
    なかなか面白い内容の時代劇でした。

  • 後半、一気読みしてしまいました。どんどん先が読みたくなる話。いい話でした! ほんと、お殿様いいですねえ~

  • 真冬の参勤交代。
    お殿様は
    能ある鷹、爪を隠して、うつけのふり。
    家来たちは、健気。
    中山道を旅したくなる❗️
    そして、ゆるりと、でも真っ直ぐに
    自分の役目を果たそうと、
    そう思う。

  • よかったよ。浅田次郎さんらしい、泣き笑いでした。
    親が「笑っとたね。おもしろかったんじゃろ」
    と言ったけど、感動して涙したところはこっそり一人でした。

    なぜ涙が出るのか、自分で考えてしまうほど、
    分かりやすい『お涙ちょうだい』ではなく、
    ふかーいところでジンとするのです。

  • 上巻と比べると笑いの要素が無くなり間延びした感じはあったが楽しめた。

  • 文章体が古いとこが読みにくくてハマりにくいけど、一旦物語に引き込まれたら、色んな交錯する想いが伝わってきて気づいたら涙してしまうシーンがいくつか。参勤交代すごい。

  • 2016年10月西宮図書館

  • 下巻。続きが気になって1時すぎてたけど読んでしまった…。

    殿様方の殿様っぷりがすごい、面白い。すげぇぇ!!
    馬がとても良い。乙姫さまの表現も素敵です。武家の姫がとても綺麗に表現されています。
    蒔坂左京大夫様、素晴らしき殿様です。

    2014/10/20

  • なんか最後はあっけなく終わってしまった。

  • いや〜、面白かった。下巻に入っても笑いが絶えなかったです。特に葱のくだりは最高ですね。
    この参覲交代の背後の大きな流れも明らかになります。最後まで飽きさせない作品です。

  • ドラマで見て読んだんだけども、結構変えているところがあって、それはそれで楽しめた。
    ドラマはドラマで面白かったけど、原作の方がだんぜん良かった!
    NETの「一路 浅田次郎|特設ページ|中央公論新社」では、山口晃という人が描いた表紙の絵があって、実際の本では隠れている「乙姫様のお顔」とかもちゃんと見れて感動です。

  • NHKの再放送を見て、面白かったので原作を読んでみたが、原作の方がやっぱり物語に深みがあって読み応えがあった。浅田次郎さんの作品は浪花節だなあといつも思うけど読みやすくて遅読の私でもあっという間に読め楽しめた。

  • 授業でもちろん習ったよの参勤交代。
    実はこんなに大変だったのか・・・
    いやはや、勉強になりました。

    そして、ところどころでくすっと笑っちゃう描写。
    表紙とリンクしていく楽しさ。

    やばい、面白かったよ。

  • 面白かった!

    歩けば歩くほど、結束を固めていく。そして、裏切り者たちは戸惑いを覚えていく。お殿様もうつけを演じられなくなっていく。
    そんな様にスッとしました。

    みんながみんな一路に集っているわけではなく、お殿様に、そして前任者の父たちに様々な思いをもって何としてでも辿り着くという決意に圧倒される。
    それと逆に、ほとんどバレてるじゃん、もっとうまくやんなよ…と裏切り者たちには思ってしまう。奢りなのかバカなのか…。

    ちょうど、奈良井宿に少し前に行ったので、ほんの少しですけど中山道の宿場町の様子を見れたのもよかったです。

    ドラマと同時進行で読んでいて、ああ、このエピソードはあれだな!とわかるのですがやっぱりどうしてこんな筋書きにしたのかなぁとちょっと残念。原作のあるドラマを作る難しさでしょうか。

    まあ、好きな人いっぱい出ていたのでドラマはドラマで楽しんだんですけどね。

  • 2016.05.23
    偶然手に取ったら、面白くて面白くて、会社でも昼休みに読んでたわ。続きを読みたいと思ったのは私だけでしょうか?
    そしたら何と!偶然にも今、NHKでやってるのよ!こんなことがたまにあるから面白い!ちょっと原作とは違うけれどね。これからはテレビを見るわ。

  • 久しぶりに想像力がかきたてられる!のめり込むんだのは上下巻700Pの大作の中での100Pも必要はなかった。気が付いたら僕の頭の中で物語は始まっていた。本を読みながらの妄想なのだが、物語の中にはまっていくといろんな役者さんを思い浮かべて僕の勝手な映画が作られている。

    剣の腕も学問もとびぬけていい主役の小野寺一路。なんとなく頭に浮かんだのが瑛太君。まさかテレビドラマ化されてるのを知らず力はあるもののどこか頼りない一路を演じるなら瑛太君かなぁ~なんて思っていたらテレビドラマの主演は永山絢斗!弟じゃんwww笑えた。

    「一路」
    https://www.youtube.com/watch?v=3jBQ70zMlWs&nohtml5=False

    正直、脚本ダメですね~面白さがまるでない!予算の関係からかもしれないけれど本を読んでいる方がずっと探検心がある。こればかりはどちらも楽しんでくださいとは言い難く、ぜひ堪能するのならば本をお勧めいたします。一緒に探検の旅へ!

  • 交代寄合表御礼衆の御旗本が参勤交代で江戸に上府する際のどたばた劇。直参旗本の格の高さと矜持は260年後まで受け継がれていたのだと思うと、感慨深い。文中にあるように、長らく続く慣わしにはもはやその意味さえわからずに行っているものも多い。古式に則り再現することで、そんな物事の由来を紐解き、本来の意味を詳らかにすることができる。
    一路は周りに助けられて、御供頭の職務を全うしたが、主人公はうつけ者のお殿様こと、蒔坂左京大夫であったように思う。

  • ・・・あれ? 将監さま? 悪巧みは? ねちねちとしたイヤミは?
    え? 御殿様? いつの間に主役に? 一路は(゚Д゚≡゚Д゚)どこ?
    え!?将監さま、そこでですか!? ちょっ、待てよ、あっけなさすぎねえ?
    最後はブチ・・・

    ――あああ、拙者の楽しみをどうしてくれる! 将監さまが御殿様をむっちゃ苛めることを楽しみにした下巻だったのに~~~。・゚・(ノД`)・゚・。
    まあ、でも面白くはありました・・・

  • 本当にうっとり。山口晃さんの表紙絵が素晴らしい!
    あ、「一路」の「路」の字に乙姫の顔が隠れちゃっているじゃないの!
    「浅田次郎」の下にも何か隠れちゃっている・・・。
    できれば完全版が見られないものかしら。
    この絵を見れば、あちこちの場面が浮かんできます。
    そして、思わず笑ってしまいます。
    お芝居のような見せ場があったり
    ほとんどギャグのような展開があったり
    大好きだけど、殿を持ち上げすぎでしょうみたいに思わなくはないけど
    楽しめた本でした。

  • 面白かった。
    ドラマ化されたのをチラッと見たけれど、なんでこの原作がああいう風にドラマ化されてしまったのか…原作の面白さが全然活かされていないドラマだったんだなぁと思った。でもこの原作を、面白さを保ったままドラマ化するのは難しいかも。

  • 参覲交代をテーマにした小説。久しぶりにおもしろい!にしっかり傾倒した浅田次郎を読んだ。
    どの人も人間味があって楽しすぎる。かなり過酷な道中でも、いろんな人がこの参覲交代にからんでいる。最初は一路の視点でどんどん進んでいくのかと思ったら、たくさんの人の視点で参覲交代を描いていて、さすが浅田次郎だなぁと。お殿様の人間性がとても素敵。
    ネギのくだりがおもしろすぎる。
    本の表紙がいい感じにこの本のおもしろさを描いていて、ダイジェスト版みたいにみることができる。

  • 浅次郎 活躍し過ぎなんじゃないかしら。

  • 一気読みした。

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一路(下)の作品紹介

江戸参勤は実に行軍である。雪の和田峠越え、御殿様の急な病、行列のなかで進む御家乗っ取りの企み。着到遅れの危機せまるなか、一行は江戸まで歩みきることができるのか。江戸までの中山道で繰り広げられる悲喜こもごも。

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