ミリオンセラーガール

著者 :
  • 中央公論新社
3.53
  • (15)
  • (55)
  • (55)
  • (9)
  • (2)
本棚登録 : 346
感想 : 59
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120044953

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 出版社の女性新入社員が主人公の小説。本、本屋好きなら楽しめるんじゃないかな。文に勢いがあるのでサクサク読めた。

  • アパレル業界をリストラされた沙智は、出版社に再就職をする。
    ファッション誌の編集部での勤務を望んだものの、配属されたのは販売促進部だった。

    お仕事小説、大好きです。
    出版社の本屋営業は知らない仕事でしたが、面白く読みました。
    予想通りの展開ではあったけれど、沙智の成長、頑張りに好感が持てました。
    また、彼女を取り巻く登場人物達も、個性的で魅力的、それぞれが目に浮かぶようでした。

    これから本屋さんで棚を見る時には、いろいろな事を想像してしまいそう。新しい世界を知れて、良い出会いとなった本でした。

  • 出版社、書店業界で生きる人の奮闘ぶりが伝わった。互いに不満を抱えているけど、それぞれの現場の事情や考え方でうまくいかない。もっとこの業界全体が盛り上がるように、よりよいシステムが出来ればいいのにと思う。

  • 彼氏にはフラれ、アパレルショップはクビになった沙智。
    心機一転、ファッション誌の編集者を目指して出版社へ転職するが、配属されたのは、書店営業を行う販売促進部だった。
    しかも、初版1万部にも満たない無名作家の小説を『ミリオンセラーにせよ』との特命まで課せられた!
    営業、編集、取次、そして書店員をも巻き込んで、沙智は次第に火をつけていくが…。

  • ★3.5

  • 突然のリストラにあった主人公は、ファッション誌の編集者を目指し出版社に入社。ところが配属されたのは販売促進部で・・・!?
    本を通して成長していく主人公や販売促進部のチームワークが見所です!!

  • 最初は自尊心ばかり強くてなんの努力もせずにうまくいかないことは全て周りのせいにする主人公の姿に共感出来なくて読むのやめようかと思いました
    でも出版業界や書店の仕事や裏話は興味深かったです

  • 書店と書店営業の関係などがわかり、書棚をみてまわりたくなりました。

    なかなか面白かったです。
    頑張っていく女の子話いいですね。

  • 面白かったー!書店とか営業とかの大変さと楽しさがわかったし、本屋さんの名前やら番組名やらいろいろ文字ってあったからくすりと笑えたよ!

  • 男にフラれた上にリストラされた女性が出版社に就職して…。面白くはあるんですけどあまりにも定番過ぎて、安っぽい韓流ドラマを見せられているような気分になりました(韓流ドラマ、見たことないけど)。

全59件中 11 - 20件を表示

著者プロフィール

1969年、東京都生まれ。早稲田大学を卒業後、編集プロダクションに所属し、ライターとして映画、テレビドラマのノベライズを数多く執筆。2004年『獣のごとくひそやかに』で小説家デビュー。『彼女の知らない彼女』(新潮社)で第20回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞。

「2017年 『小説L DK 柊聖’S ROOM』 で使われていた紹介文から引用しています。」

里見蘭の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×