子どもの難問

制作 : 野矢 茂樹  熊野純彦  清水哲郎  山内志朗  野家啓一  永井均  神崎繁  入不二基義  戸田山和久  古荘真敬  柏端達也  柴田正良  鷲田清一  雨宮民雄  鈴木泉  渡辺邦夫  土屋賢二  斎藤慶典  大庭健  中島義道  一ノ瀬正樹  伊勢田哲治  田島正樹 
  • 中央公論新社
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本棚登録 : 864
感想 : 80
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  • Amazon.co.jp ・本 (198ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120045585

作品紹介・あらすじ

いまこそ立ち止まって考えよう!この本は子どもたちにも読んでもらいたい。だが、本書を本当に味わうなら、折に触れて繰り返し読んでもらいたい。大人になっても。そしてもう子どもではなくなってしまったあなたにも。四谷大塚発行「Dream Navi」好評連載が本になりました!

感想・レビュー・書評

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  • 哲学者は性格が悪い。当然でしょと言われても、改めてそう思ったので、ここに書いておきたい。哲学者は性格が悪い。そして、面白い。

  • ・なぜ生きるのか
    ・人と分かりあうってどういう意味?
    ・芸術って必要
    なるほどと納得した文章でした。

  • ふむ

  • 学生(らいすた)ミニコメント
    なぜ生きるの?死んだらどうなるの?そんな誰もが一度は考えたことのある難問に、日本を代表する哲学者たちが挑んだ書。

    桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/658296

  • 哲学って難しいな、、時間をとって、何度も読み返さないと理解できない。

  • 素朴だけど、大事な疑問に哲学者達が答えていく。
    どの質問も、もっと深く突き詰めたくなるもので、数ページで回答が終わってしまうのが残念にも思う。そこから自分で考えていける余白があるとも言えるけど。
    一つの質問に対して、二人の回答者と言うのは、いろんな考え方があって良いということも感じられてよかった。気になる哲学者を見つけるのにも良いのかも。

  • 『日本哲学の最前線』の本に登場する哲学者の親世代。J哲学を発展させた世代だ。

    野矢茂樹さんの呼びかけのもと、いろんな哲学者が分かりやすい言葉で表現してくれる。何度読んでもいい本だと思った。

  • NHKラジオ「すっぴん」で紹介されていたため購入した
    哲学者に向けて子どもが質問しているような体裁で、「勉強する意味」「生きる意味」「好きになるとは」「芸術とは」等を問うという大人でも答えるのに窮するような難問を哲学者に回答してもらっています
    自分はどう考えているのか、という内省ができる、なかなか考えさせられる深い内容の本でした

    とにかく、その哲学者の回答であり「正解」ではなく、「自分の答え」を持つことが必要であるのは理解できた(なかなか余裕がないが)。
    まあ哲学者の回答もなかなかユニークで面白かったですけどね。

    【引用】
    ・学者はそれらを知ろうとして勉強していますが、それは何のためでもありません。知ること自体が大きい喜びだからです。学者は勉強の毎日を送っているから苦しいだろうと思うでしょうが、実は一生続く楽しみをむさぼっているのです。こんな楽しみを逃してくやしくありませんか? (P35)
    ・「好き」というのは劇薬であり、猛獣である。いつかは必要だが、いつもリアルに存在していなくてもよい。 (P62)
    ・自分を見るためには鏡が必要だ。好きになると初めて自分が映る鏡を手にすることができるし、自分を形作ることができる。 (P62)
    ・事実を踏まえながら、事実を超えていくことこそ、人間存在の本質構造である。事実を超えてゆく力を、事実が与えることはできない。芸術の本質はそこにある。 (P147)

  • 子供の質問は大人の質問でもある。

  • 子ども向けのような言葉遣いで書かれてきますが、内容自体は非常に難解でした。しかし、その甲斐?あってか、多くの人がもつ哲学的な疑問について短い文章で核心をつく非常にレベルの高い内容であったと感じました。
    正直、思考的にも経験的にも理解出来ていない部分が多いので何度も読み返して本書の内容を自身の糧にしていきたいと思いました。

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