人生相談劇場

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  • 中央公論新社 (2014年1月9日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (282ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784120045851

人生相談劇場の感想・レビュー・書評

  • うーん、山田詠美さんは相変わらずかっこいい。とても自分と同い年だとは思えません。ずっと「エイミー」のまま。ずいぶん古い話だけれど、「アタシの昔の男が捕まったからってガタガタ騒がないでよ」という啖呵は忘れられない。芥川賞の選評なんかでも、胸のすく思いを何度かした。

    その山田詠美さんが、長年仲良しだという「塀の中の懲りない人」安部讓二さんと二人で、人生相談に答えるという企画。とは言っても、中味はほとんどお二人のおしゃべりで、あんまり回答にはなってないけど、まあ面白いからよし、というところか。

    最後のほうなんか、ちょっと安部さん!人の相談に答えてる場合じゃないでしょ!アナタの人生の方がピンチですから~、って感じになってるのが、もう何とも言えない。エイミーもほぼ本気で怒っていたようだけれど、安部さんったら七回だったか結婚離婚を繰り返したあげく、今の奥さんと出会って二十年以上連れ添ってるのに、メールをくれたファンに惚れちゃうのだ。このファンってのがまた、女の人なら百人中九十九人が「あ~、その女はダメ!」と言うであろう身勝手な感じの人なんだよねえ。なんで男性はこういう人に弱いんだろう?なんでその小狡さがわからない?謎だ…。

    とまあ、本筋の人生相談以外のところでハラハラするわけだけれど、それよりも!山田詠美さんが対談中に「今日プロポーズされたの-」と実にうれしそうに報告し、その後結婚し、そのラブラブ(古い…。でもまさにこれ以外言いようがないのよ)な新婚生活の様子をあれこれノロケてるのに、ほんとにびっくりした。そうかあ、表紙とかの写真で「あれ?なんだかエイミーふっくらして、表情もほんわかしてる」って思ったのは「二人でいっぱいご飯食べてたら太っちゃった」結果であったのか。「インテリヤクザみたい」だったという「ヒロちゃん」も十キロ太ったんだって。「二人でソファに並んで座って歯磨きするの。『歯磨き兄弟』って呼んでるんだよ」だそうな。もうなんとでも呼びなはれ。

    これまでのエイミーのイメージは、「都会で、豊かに育ち、勉強もできる子が、とんがった不良になり、書くことと出会って、あふれるエネルギーを小説の形にしている」というものだった。写真で見るまなざしは鋭くて、底の知れない欠落感を抱えているように見えた。この後作品にも変化はあるのだろうか。

    (ふと思いついたが、田舎で、ビンボーで、「お勉強」が嫌いで、不良になったのが西原理恵子さんだ。対極だ。どっちも頭はいいけど)

  • こんなに話が飛びますか、と思いつつ
    読み終わったらなんだか気が楽になりました。

    見えないだけで、みんな抱えてるものですよね。

    しかし、お二人だからか性の話が多かったな笑

  • ★★1/2かなあ。
    これってTVだったなら2人のニュアンスが
    伝わってきたんだろうけど、活字だと
    ちょっときついかも。

  • うーん。
    そうか、なるほどって思うような答えはない。

    お二人の雑談を聞いている感じかな。

  • 山田詠美x安部譲二「人生相談劇場」読んだ http://www.chuko.co.jp/tanko/2014/01/004585.html … 山田詠美のモラリストっぷりここでも発揮されている。悩み相談自体はどうでもいい内容ばかり。世の中の人はただ悩むのが本当に好きなんだなあ。安部譲二の浮気相談が一番おもしろかった。奥さんすごい

  • 914.6
    婦人公論連載お悩み相談
    政治家になりたい妻、熟年離婚希望、義兄弟と結婚したい…
    歳を重ねたからこそ答えられることもある

  • 婦人誌の対談の書籍化。読者から寄せられた悩みに答えるという態だけど、そこはあまり(というかほとんど)関係なく、これはもうお二方の劇場。それにしても(悪い意味ではなく)お二人ともなんと年を取ったものか。8回目?9回目?となる婚姻を20数年続け、70代も後半となる安部さんはともかく、"あの"山田詠美さんが、と非常に感慨深い。とても幸せそうで、何の文句もありませんが。それにしても、最後の安部さんの恋愛騒動は本当だったのでしょうか。

  • 詠美さん、私よりずっと年上なのですが、可愛らしい人だなぁと思います。
    安部さんは色々な意味で元気ですね(笑)。
    寝る前に少しずつ読みました。

  • 人生相談ではなく、対談のお二人の雑談がほとんど。そして下ネタの多さ。
    一貫してそういうスタイルなので、かなり胆のすわった方たちなんやなあと思う。
    相談した方たちが、かなりぞんざいに扱われるときもあったりで、大丈夫かなと思ったり。
    お二人の人柄を知るためには、いい本です。

  • 安部譲二って人に興味を持った。塀の中の懲りない面々の著者で、昔テレビに出ているのをちょっとだけ観た記憶があるけど、ほとんどどんな人か知らず、昔の山田さんの本のエピソードに登場したことを覚えていたくらい。すごく興味深い人生を歩んでこられた人なんだと思う。奥さんの美智子さんにも興味を持った。それと、「素敵なあいつ」も読んでみたくなった。思わず検索してしまったし。

  • さすが詠美姉さん、色恋に関する悩みを安部譲二氏と奥の深い世間話しを、ふざけながらしながら、最終的にはずばっと的確なアドバイスを忘れない。さすがっす。
    ヒロくん?と新婚さんでラブラブな様子も微笑ましい。
    夫婦は、触れなくなったら別れたほうがいい。とか。
    含蓄のある言葉が多々あったな。
    安部譲二氏も、可愛げのある人なんだね。
    みっちゃん(奥様)を大事にね。もう浮気しないでね。

    悩みがあったら、中村うさぎか詠美姉さんに相談したいわ。

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